へた釣り一家の釣り合宿は、年末年始とGWの年2回。いい加減にしてという家族の不満は聞こえないフリして、10日間のロング釣行。初日は移動後、昼過ぎに釣り場入り。時合は完全にはずしているので「コマセでも撒きに行ってくるか」と全く期待してなかったのだが……。
東伊豆は天気に恵まれ、風も弱くて行楽日和ってことは釣り日和。いつものクロダイポイントへジュニア釣りガールの子供1号と出撃。波の感じ、濁り具合ともに期待できるかも……とは一瞬思ったが、カサゴ狙いで先に竿を出した子供1号の竿に反応なし。餌はたまにかじられるようだが、竿先に出る魚信を見ていると、たぶんベラ。サイズが小さいらしく針がかりしない。どうやらカサゴはお留守の様子。
カチカチに凍ったオキアミブロックとの格闘の末、15分遅れでへた釣りもウキふかせで竿を出す。この釣り場は高活性のコッパメジナに悩まされることが多いのだが、あれれ? 今年はコッパがほとんどいない。魚信をほとんど出さずに餌だけ持っていくクサフグの猛攻に苦しみながら、足裏(26cm)と掌サイズのメジナを数匹ゲット。足裏だけキープしてほかはリリース。。
釣り始めて2時間ばかり経過すると、魚信がぱったりなくなる。何度仕掛けを打ち返しても付け餌が残って戻ってくる。チャンスタイムの到来である。粘ること30分。根がかりのような感じにウキがモゾモゾ。竿を立てるとドラグを鳴らして沖へと走り出す。クロダイだ! カサゴが釣れなくて暇そうにしている子供1号にタモ入れを手伝わせて、2011年のGW東伊豆釣り合宿は47cmのクロダイでスタート! 幸先が良すぎwww。
著者: へた釣り