子供の日だから久しぶりに子供1号&2号との釣行。羽田・かみやからLTアジに行ってきた。目標は3人で100匹。子供1号が30匹、子供2号20匹、残りの50匹をへた釣りがというプラン。プラン通りにいかなかったが100匹目指して小雨が降る中、頑張ってきたよ。帰り道は3人ともぐったりw
まずは出発前の子供たち。朝、熟睡しているところを叩き起こされたわりには元気である。釣り座はへた釣り、子供2号、子供1号の順。子供1号は東京湾でのLTアジだけでなくもっと深場を攻める伊豆のカイワリ五目でもコマセ釣りの経験があり、放っておいてもなんとかなる。子供2号を間に挟んでおけば、オマツリなどで周りに迷惑をかけることもないはずという作戦。出船前に船酔いが心配な子供2号に「薬も飲んだし、今日はべた凪(←嘘)だから船酔い大丈夫だよ」と暗示をかけておく。船酔いするかもという恐怖心が船酔いの一番の原因だとへた釣りは思っている。
雨の中、40分ほど走って本牧沖へ。船はそこそこ揺れたが子供2号に船酔いの兆候がなかったので一安心。元気いっぱいに釣り開始。子供たちが釣り始めたのを確認してへた釣りも仕掛けを投入する。本日のアジはちょっぴりテクニカルな感じ。タナさえ底から1.5メートルに合わせれば魚信は出るのだが、竿先にフルフルという反応があってもなかなか針掛かりしない。コマセにバンバン突っ込んでくるという感じではなく、少し竿を持ち上げて針掛かりさせていくしかない。1匹目を釣り上げたのは子供1号。すぐ後を追うように子供2号も釣れた。
その後も順調に魚信があり、針掛かりさせ、そして海面でバラシたりしながら、入れ食いとまではいかないまでもポツリポツリ以上のペースでアジが釣れてくる。2人とも置き竿にはしないで、手持ちでコマセを振り出し、タナを合わせて頑張っていた。子供1号はへた釣りより好ペース(本人の感覚ではw)だし、子供2号は一荷(針数2本でパーフェクト)を達成し、淳ちゃん船長から「お父さんの代わりに毎週来てよ」と言われてご満悦。食べて一番美味しい25センチサイズを2人ともゲットし、ここまではいたく順調。10時半のポイント移動時に数を数えてみると、子供1号16匹、子供2号9匹、へた釣りは17匹。
お昼が近くなると、魚信が遠くなってきたので、子供たちはちょっぴり飽きてしまう。置き竿にして神経絞めに挑戦。子供の面倒をみなくてよい時間帯にへた釣りは釣りに集中して数を稼ぐ…はずなのだが、聞こえてくる声がなんだかおかしい。「神経絞めって魚が元気になるんだね」(子供1号)……魚は死ぬはずだけど……。「本当だ、ジャンプしてる」(子供2号)…そんなわけない。さすがに気になり様子を確認すると、針金を体に突き刺されてビックリして飛び跳ねているアジを発見。「食えなくなるから止めてよ~」(へた釣り)。そんなこんなで数を稼ぐはずのへた釣りは調子が狂って、なぜかサメばかり釣ることに。サメが釣れると淳ちゃん船長が駆除(脳みそにナイフを刺して廃棄)してくれる。これが魚を突き刺すのが大好きな子供たちには面白かったらしく、サメとクロアナゴは駆除する必要があると説明する船長の話を熱心に聞いていた。
後半大失速したへた釣りは40匹で終了。子供1号は29匹、子供2号は12匹。合わせて81匹。目標には届かなかったが十分すぎる釣果だ。羽田へと帰る航路。子供2号は最後まで船酔いすることなく、でも船酔いしそうな気がして雨でもキャビンには入らずピースサイン。君が最後まで釣り続けられたというだけでうれしいぞ。一方の子供1号。疲れたらしくキャビンで爆睡。桟橋に着いても起きてこない。女子高生だという自覚が少々足りないような気はするが、真剣に釣ってたもんねぇ~。淳ちゃん船長からは「大人顔負けでお上手でした」とのお褒めの言葉を頂く。次に一緒に釣りに行けるのは夏休みに北海道でかなぁ?
著者: へた釣り