開幕戦でいい思いをし、3週連続で通っている羽田・かみやのエビメバル。日曜日限定ポイントなら大崩れはないと思っていたら……確かに大きく崩れたわけではないんだけど、釣り人3人で船中スソ。スソの上に目的の20センチ超の煮付けサイズのメバルはたったの1匹だけで激しくヘコむ。
開幕戦ができすぎてただけなんだよね。煮付けサイズのメバルを12匹ゲットして、今年のメバルはいいぞぉ~と気合入りまくり。続く第2戦で煮付けサイズは2匹だけ。こんなもん?って気分に。そしてとうとう3戦目で煮付けサイズは1匹だけ。釣果の方もメバル4匹+カサゴ17匹で21匹と振るわず。しかも船中スソ(へた釣りは釣りが下手ではあるが不思議なことにスソは初体験)というオマケまでついて、メバル釣りのやり方に何か間違いがあるのではと悩むことに。
6時20分の送迎車に乗って船宿に着いてみると、へた釣りは2番乗り。しかも、1番乗りのお客さんは舳が嫌いということで、なんとへた釣りは左舷の一番前というかみやのメバル船の特等席に座ることに。この日はアマダイ釣り大会が行われていたようで、メバル船の釣り人は少なめ。こんな日にしか座れないであろう左舷の一番前で大漁への期待が膨らむ。なんといってもへた釣りが乗った開幕戦、2戦目ともに左舷の一番前の人が竿頭だったわけで、間違いなく特等席なのである。
船は40分ほど走って、本牧沖の日曜日限定ポイントへ。まだほかの釣り船がポイントに入っておらず、釣りたい放題どうぞって感じだったのだが……魚信がない。底べったりを狙うと小型のカサゴは顔を見せてくれるのだが、肝心のメバルが全く釣れない。これには船長もあれれ?っとなって、日曜日限定ポイントをあっちいったりこっちいったり小まめに攻める根を変えてくれるのだが、メバルの顔を見たのは3回か4回移動した後。「やっと黒いのいたねぇ~」という発言に船長の苦労がにじんでいる。
その後も細かく移動を繰り返し、ポツリポツリとカサゴ主体で忘れたころにメバルが釣れる感じ。へた釣りはこういう活性の低いときのメバルの釣り方が分かってないようで、同じポイントでほかの釣り人がメバルを拾えているときにもへた釣りの竿だけ沈黙なんてことも。左隣の竿頭になった人に「ここまでしか根がないんですよ」と笑われたりしながら、修正点を探したのだが、効果的な方法が見つからない。活性が低いときほど餌をマメに付け替え、錘が船の揺れで上下しないように気をつけないといけないってことはなんとなく分かるのだが……結局最後まで修正できなかった。
活性が上がるという凪+曇の日を選んでメバルにはリベンジしたい。3戦目はメバルが釣れても一番下の針のことが多く、追い食いを期待できないので数を伸ばせない。しかもメバルとカサゴが競合すると、カサゴの方が先に餌に食いついてくるという傾向があるような気がするので、メバルが底べったりのときは釣りづらい。エビメバルは6月までのロングランの予定みたいなので、もう一度大漁できる日もあるさ……あったら、いいなぁ~。
著者: へた釣り