かみやの日曜ポイントでメバル大漁再び…のはずだったのに

メバルの開幕戦で型・数ともに大満足の釣果をあげ、日曜限定ポイントでメバル大漁再びを夢見て羽田・かみやから今シーズンのメバル2戦目。風なし、気温は低いが日差しありで暖かい1日だったが、メバルは10匹だけ。しかも20センチ超は2匹のみ。カサゴはいっぱい釣れたんだけどね。

少しでもいい釣り座をと開幕戦同様、6時20分の送迎車で船宿に向かう。受付を済ませて、桟橋に行ってみると……あれ？　2人しか先客がいない。かみやは左舷の舳寄りが特等席らしいので、迷わず左舷の3番目の席に釣り座を決める。先週は同じ時間に左舷は満席だったのに……変だな？と思っていたら、へた釣りより後からやってきたのは1名だけで4人で出船。昨日の釣果がよくなかったことは知っていたが、日曜日限定ポイントなら大丈夫なはず……。

■潮が速すぎるからメバルのご機嫌はよろしくなかった？

船は40分ほど走って本牧沖の日曜日限定ポイントへ。大型船の港への出入り口のため、日曜日しか釣り船が入れないんだと思う。第一投……魚信がない。何度か1メートルくらい誘い上げてゆっくり落とすとようやく魚信がでる。釣れてきたのは中型のカサゴ。その後もずっとそんな感じ。開幕戦のときのようなメバルの活性のよさを感じない。誘って誘って、餌が落ちた場所近辺にいるカサゴを拾っていく。

メバルが全く釣れなかったわけではない。うまくメバルの前を餌が通ると、メバルも釣れるようなのだが、追い食いをする気配がほとんどない。メバルだって群れで泳いでいるはずなので、目の前に美味しそうなエビが揺れていれば食いついてくるはずなのだが、追い食いさせるのに成功しダブルになったのは一度だけ。

■天気がよすぎるからメバルのご機嫌はよろしくなかった？

メバルの食いが立たないのは潮が速すぎるせいだろうか？　メバルは潮が速すぎると底べったりになって口を使わなくなるという話を聞いたことがある。この日は道糸が鋭角に流れていくほど潮が速く、釣りづらかった。船長もそう感じたのかどうかは定かでないが、コンテナ前と呼ばれるポイントへ移動。このポイントは潮が緩く、いかにもメバルがいそうなポイントだった。

コンテナ前でようやく本日初の20センチ超の煮付け用メバルをゲット。とはいえ、メバルがご機嫌というわけではないようで、メバルとカサゴのダブルでメバルの方が下の針にかかっているのだからメバルがどこにいるのかよく分からない。天気がよすぎるせい？　メバルは曇り空の方がいいという話も聞いたことがある。本日の釣果は、メバル10匹、カサゴ19匹（うち4匹はリリース）で都合29匹。数は十分だが、煮付けサイズのメバルは2匹だけなので、大漁気分にはほど遠い。