2011年の船釣り最終戦は、子供1号と宇佐美・治久丸からカワハギに出撃。伊豆のカワハギは竹岡カワハギに比べて素直なはずなのだが……釣れねぇ~~~。魚信少なく、良型ぞろいだったもののへた釣りは3匹、子供1号は4匹と大苦戦。それでもゲスト多数でクーラーは満タンだった。
今年は道具を新調し、竹岡カワハギで12戦も経験を積んだ。昨年よりも絶対に釣れるはずと思っていたし、伊豆でカワハギの自己新記録更新を目論んでもいた。治久丸は伊東沖のポイントへ。波・風ともに気になるレベルではなく、絶好のカワハギ日和……のはずだった。子供1号には「10匹は釣ってね」とプレッシャーをかけ、へた釣りは念願の30匹突破を狙っていた。一投目……タルマセ、タタくも魚信なし。餌が丸々残ってくる。伊豆のカワハギやる気無し?
餌が残ってくる時間帯が続く。タタキ→タルマセで底を攻めたり、宙層フワフワを試してみたり。いろいろ考え、カワハギを探してみたのだが、へた釣りの仕掛け周辺はお留守のもよう。もちろん船長がカワハギのいない場所を流すわけはないので、いるけど全く口を使う気がない状態。最初に竿が曲がったのは子供1号。なんと30センチくらいのマアジ。続いて子供1号、これまた30センチくらいのホウボウ。
カワハギ以外の魚は元気なのになぁ~と思っていたところでようやく本日最初のカワハギっぽい魚信。竿先を元気にカッカーンと叩きながらあがってきたのは20センチのカワハギ。日が昇りきったころから、バリバリ食いというわけではないが、カワハギらしき魚信がでるようになってくる。へた釣りの竿にもカッカーンな魚信は出る。巻き上げ中の抵抗が強いので「大型!」と喜ぶが、上がってくるのは25センチ~30センチのウマヅラハギ。
子供1号の竿が大きく曲がり、竿先にカワハギ特有の金属的な引き。カワハギなら30センチ以下ってことはない。水面に姿を表したのはこれまたウマヅラハギ。35センチ近くある。子供1号はカワハギ4匹、ウマヅラハギ1匹、マアジ1匹、ホウボウ1匹。ほかにもエソなんかも釣っていた。釣った魚の種類では船中上位かもしれない。宙釣り、底釣りとも上手にできるようになっていたので、カワハギの活性させ高ければ、ツ抜けは十分狙えそう。
へた釣りはというと……掛け損ない、バラシを連発。なんとか25センチと22センチをその後ゲットしたが、悪くないサイズ(ウマヅラハギの可能性もあるけど)の引きをことごとくバラしてカワハギ3匹、ウマヅラハギ3匹で終了。治久丸には年末のカワハギで毎年ご一緒させてもらっているカワハギ名人がいるのだが、その名人をして「今日は掛かりが浅くて辛い」という状況だったので、へた釣りの腕では……。さらに名人は「大型がいて針を2回も折られた」と教えてくれた。団扇級のデカカワハギが釣れるチャンスはありそうなんだけどなぁ~~~。
著者: へた釣り