妻&子供1号・2号が合流し、本日は堤防でファミリーフィッシング。へた釣りはウキフカセで、妻&子供1号・2号は短竿で根魚狙い。風もなく小春日和の堤防で、ワイワイガヤガヤ。西表遠征から好調の子供2号がメジナを釣り上げ、負けてはならじと子供1号が良型ムラソイ。妻はカニ釣り?
毎度のことながら日の出とともに堤防へ。あとから来る妻&子供1号・2号のためにこの日はテトラの中にコマセを打ち込む。これで根魚が寄ってくるとは思えないが、子供たちに「コマセ打っておいたから魚釣れるよ~」と言うと魚への期待度が増すらしく喜んで釣る。魚ではなく子供を釣るためのコマセだ。朝焼けで朱色を少しずつ濃くしていく空にくっきりと太陽が姿をみせたころ……。
テトラの中にコマセを打って、波がテトラを洗って出てくる個所からウキを流す。水流がよれているので、BのウキにG4とG2のガン玉を段打ちしてメジナを狙う。テトラのすぐ際なのでこれならフグはやってこない。根掛かり&ウキロストがおっかないので慎重に仕掛けを入れる。数投目でいきなりウキがモゾモゾ沈む。ゆっくりアワセると想定よりも重い引き。メジナ……じゃない。ひょっとしてカイズ?
ウキは沖へではなくテトラの方に引っ張られる。クロダイなら沖へ走るので、カイズではない。カサゴの引きとは違うし、なんだろとテトラから引き離すと、見覚えのあるシルエットの魚が海面に現れる。メバルだった。23センチなので煮付けにはベストのサイズ。この堤防でメバルを釣ったのは初めて。大好物のメバル煮付けの味を思い出して日が昇りきったばかりだというのに既に大満足。
もう何匹かメバルがほしいと、同じようにウキを流していたのだが、その後は釣れて来るのは掌サイズのメジナばかり。メバルだって群れにいるはずなのになぁ~と思っていると、妻&子供1号・2号が堤防に到着。13号のムツ針に1.5号のゴム管丸錘をつけただけのシンプルなブラクリ(?)仕掛けで堤防際やテトラの中を狙う。本命はカサゴ、ムラソイ。最初に釣ったのは子供2号でまずまずサイズのメジナ。13号のムツ針でメジナを掛けるなんて器用なものである。
出遅れた子供1号は根掛かりに苦しみながらもテトラの隙間や堤防際のオーバーハングをタイトに攻める。子供1号は釣りに関しては本当に勘がよい。テトラの間から20センチくらいの良型ムラソイを引きずり出すのに成功した。これが本日最大サイズのムラソイ。バス持ちの仕方も覚えたようで、誇らしげに写真に納まる。
その後もリリースサイズのムラソイ、メジナ、アナハゼが釣れ続き、妻は得意の味噌汁用カニ釣り。へた釣りは子供たちが順調に釣れているのを確認してウキ釣りに復帰。今合宿最高サイズ、とうとう25センチの壁を越える26センチのメジナを釣り上げる。満足サイズではないが25センチの呪いを1センチとはいえ上回ったのでこれまた満足。
著者: へた釣り