キントキ、尺イサキ込みクーラー六分で沖の瀬ウィリー堪能

キントキ、尺イサキ込みクーラー六分で沖の瀬ウィリー堪能チカメキントキの大きな腹びれが生むトルクを味わう。尺イサキのシャープな引きを楽しむ。オキメバルは針数狙いで追い食いさせる。もしかしてカイワリ?な魚信をバラしたけれどそんなこと気にならないくらい魚信が途切れず何が釣れるか分からない沖の瀬のウィリー五目を堪能した。

キントキ、尺イサキ込みクーラー六分で沖の瀬ウィリー堪能タチウオの釣況によって時期はずれるが、毎年開幕するのを楽しみにしている洲の崎沖~沖の瀬の根を攻める、金沢八景・一之瀬丸の遠征ウィリー五目に行ってきた。今年はなぜかタチウオをやらなかったので伊東船長の船に乗るのは久しぶり。船宿に到着すると、右舷舳という一番好きな席が空いていた。午前中は風8メートルくらいとプチ時化模様だがお立ち台ではなく釣り座のある席ならなんとかなるはず。右舷は9人での出船となる。船長からのアナウンスは「1時間ほど走ります」だった。プチ時化ではあるが沖の瀬まで行ってもらえそう。

■イサキ、オキメバル、アカイサキ、シキシマハナダイ…定番魚が釣れる

キントキ、尺イサキ込みクーラー六分で沖の瀬ウィリー堪能北寄りの風は南下する船には追い風なので走っている間は凪?と勘違いするほど海は穏やかに見えたが船が止まってみると、予報通りどったんばったん上下する。風に仕掛けを煽られるので少々釣りづらい感じ。大島が遠くにぼんやりと見える水深は80メートルくらいで「底から7~10メートル」とのタナの指示がある。探れる幅が3メートルしかないので魚の活性はあまりよくない可能性も。50センチ刻みで6回シャクっているとキュンと穂先を持っていく魚信がある。力強さはないのであいつかな?と思いつつ巻いてみるとやっぱりあいつだった。天然ルアーのシキシマハナダイ。続いて少しパワフルな魚信があった。一撃目以外はバレた?と心配になるほど大人しくなるオキメバル(トゴットメバル)。
キントキ、尺イサキ込みクーラー六分で沖の瀬ウィリー堪能キントキ、尺イサキ込みクーラー六分で沖の瀬ウィリー堪能

キントキ、尺イサキ込みクーラー六分で沖の瀬ウィリー堪能ポイントを移動すると仕掛けが途中で止まってしまう。サバラッシュが始まった。遠征ウィリーでサバの被害にあった記憶がないので少し戸惑う。毎回サバに捕まるというほどには群れてないようでサバの層さえ抜ければ魚信はある。グンと穂先を持っていく魚信。シャープな引きで重量感もそれなりにある。尺イサキ(32センチ)とサバ(途中で付いた)、ヒメの一荷だった。続いて重さはあるが少し鈍重な感じの間欠的な引きをする魚。アカイサキだった。アカイサキはカラフルで大きな雄の方が美味しいので釣れないかなと期待したが、なぜかメスばかり釣れた。エサ取りのサクラダイやヒメに邪魔されながらもポツポツとお持ち帰り魚が釣れてくる。
キントキ、尺イサキ込みクーラー六分で沖の瀬ウィリー堪能キントキ、尺イサキ込みクーラー六分で沖の瀬ウィリー堪能

■チカメキントキでレア魚をゲット。カイワリらしき魚信は無念のバラシ

キントキ、尺イサキ込みクーラー六分で沖の瀬ウィリー堪能潮が少し緩んだタイミングで根の際を直撃するポイントへ。根掛かり回避のためタナの指示は海面から出る。95メートル。言われた通り95メートルでビシを止めて仕掛けが馴染むのを待ってシャクるとすぐにグンッと穂先を引き込む。オキメバルの魚信なのでゆっくりとリールを巻いて追い食いを狙う。オキメバルは既に針掛かりしている個体はあまり引かないのでグンッと引き込む回数=針掛かりした数と考えて大丈夫。タナを上まで探りきったら巻き上げる。まずは3匹。お次は4匹+アカイサキの針数パーフェクト、さらにもう1回トリプルで入れ食いを楽しむ。注文通りに追い食いしてくれるオキメバルは愛いやつだ。
キントキ、尺イサキ込みクーラー六分で沖の瀬ウィリー堪能キントキ、尺イサキ込みクーラー六分で沖の瀬ウィリー堪能

キントキ、尺イサキ込みクーラー六分で沖の瀬ウィリー堪能違う魚種を狙って洲の崎沖へ移動する。こちらも水深95メートルだった。船中チカメキントキがあがったとのアナウンスがあったので、あまり激しくシャクらずに30センチ刻みでフワフワと持ち上げていくと穂先に違和感。食い込ませようと誘い上げ続けたが進展しないので竿を持ち上げ巻き始めるとトルクフルな引きに。強引に巻くとハリスを切られるので丁寧にやり取り。チカメキントキをゲット。続いてカイワリが釣れたとのアナウンスがあったが、実はその直前にカイワリっぽい魚信をバラしていた。沖上がりの時間までカイワリしか眼中になしな高速シャクリを続けたがカイワリには嫌われたまま終了。チカメキントキ×1、アカイサキ×5、オキメバル×17、イサキ×3で四目26匹をお持ち帰り。
キントキ、尺イサキ込みクーラー六分で沖の瀬ウィリー堪能キントキ、尺イサキ込みクーラー六分で沖の瀬ウィリー堪能


Twitter

2021年04月10日 20:21

« 遠征ウィリー五目初日「魚種多彩に好調」。期待していい? | メイン | 【動画】ウィリーでの魚釣り分け動画撮れたつもりだったのに »

最近の釣りに行った記事

唯一のこれは!?な魚信は奪食いで…伊豆アカムツまたも撃沈
元気なのはサバとカマスだけで美味しいお刺身はいずこへ?
猛暑日に釣りは本当にあかん…脇腹攣って船上で悶絶したよ
隣でキハダ26キロ+カツオ3.6キロ…でも、僕はノーピク
キャストは少しは様になりシロギス久々に大人になれて24匹
極技 湾フグは2投で入魂するもシロギスはやっぱり苦手だ…
メバル煮付け級1匹だけだがA5級アジ多数+人生初キジハタ
妻と二人がかりでジャスト束!! 全部干物サイズで満足度◎
タコを触れずにキャーキャー言うことすらできなかったのよ
宇佐美の「へたさん来たら釣れない」がまた始まってしまう
人生二度目の新島キンメは…底も魚信も取れず大撃ち~ん
朝からキスで夜はアナゴで下手さ加減を思い知らされた一日
城ヶ島沖クロムツは魚信少なめも釣れれば大満足サイズで♪
久々フォースに気をよくするもオキアミ有利でカイワリ7匹
GW第2戦は待望の凪!! いつもの如く撃沈しマゴチ1匹だけ
強風に苦しみ触手に苛まれ釣り方見失うアジ・キスリレー
予期せぬ大時化にアジツ抜けせずクロダイで帳尻だけ合わす
ちょい時化だけど猿アジはぽつぽつ…後半凪たらし~んと
昼までノーガコッ伝説継続…ヤヴァいかもで一度だけガコッ
気難しいアジに苦戦も46匹。シロギスは釣り方掴めず9匹だけ
驕る下手は久しからず。ノーガコッ伝説が今日始まったよ
ウィリーもカブラも無視するカイワリなんて大嫌いだぁあ
予想以上の時化に軽く船酔いげんなりしつつクロムツ6匹
尺には遠いが長井沖で人生初のイワシでメバルをゲット♥
猿アジ冬のトリプルまつり開催中でアジフライ半年分57匹♪
魚信を出せず心荒む展開も熟アマダイ(45)に慰められる
電車故障・潮超速・偏光グラス破損…ハードラックな1日
食っておくれと泣いてます…越冬シロギスでヒュルリララ
ほぼ25upのA5ランクアジで初釣りビシアジデート大成功
アマダイのやる気感じず…なんとか雑煮の具&ステッカー
誘うとキダイもサバも食わない海にこてんぱんにされたよ
シマアジは俺のこと大嫌いみたいだ。コマいのが1匹だけ
妻ノーピクで闇墜ち&僕もカイワリ2匹だけでデート失敗
庄吉丸の下に15匹目のオニカサゴ…でも16匹目はおあずけ
萬栄丸半夜クロムツで自己最多を27匹&最大を38センチに
山下丸アマダイ初挑戦は良型獲れずも5匹釣れてまずまず
久里浜ウィリー五目…ワラサとサバフグに邪魔され大苦戦
バラシ多数で大苦戦。でも25センチ級カイワリ2匹を独占
悲願の妻アジ30匹チャレンジは42匹でクリア…ど、同数!!?
海堡で順調→竹岡砂漠→海堡に戻りカワハギ開幕戦は11匹
…………………………………………………ノーピクだった
萬栄丸半夜クロムツ初戦はサバ禍で失速も16匹でえっへん
小サバ湧いてカイワリお留守。カンパチはいてくれたよ~
新山下デビュー戦は美味しいサイズのベイブリアジ17匹♪
25cmが小さく見える尺超え×2で夏カイワリ攻略の糸口!?
ゴロタとフグに翻弄され苦戦。シロギス20匹超えがやっと
タコを釣ったらキャーキャー騒ぐへたれなおっさんが8杯♪
本日、大人はウィリーにおさわり禁止…カイワリほげたぞ
居食いしてる?な気難アジにあの手この手で口使わせて81匹
天秤&仕掛けを和彦丸SPにしてシロギス58匹でにんまり

著者: へた釣り