午前は船中1匹の報に暗澹とするもカイワリ15匹でえっへん

午前は船中1匹の報に暗澹とするもカイワリ15匹でえっへん熱海へと向かう電車の中で「今日はお魚お休みかなぁ」という木部船長のボヤキとも言える釣況報告に触れる。やっぱり貧漁神に憑りつかれてる?と暗澹たる気分に。小田原で下車してこだまに乗って東京に帰ろうかななんてことまで考えたが…なんとかなった。カイワリ15匹でえっへん。

午前は船中1匹の報に暗澹とするもカイワリ15匹でえっへん前日までよく釣れていたのに白間津まで遠征してクーラー空っぽという惨状に凹んだ。「へたさんが来たら釣れないね」と言われ慣れてはいるが…。貧漁神に憑りつかれてるのかもという疑念を払拭するために宇佐美・治久丸へのカイワリ五目プチ遠征。こちらも前日までは好調だった。ところが行きの電車の中で目にしたのは船長のボヤキ。高活性が期待できる朝マヅメを終えて「船中1匹です」。白間津に続いて2釣行連続でクーラー空っぽもあり得る釣況に竿を出す前から弱気の虫が騒ぎ出す。宇佐美駅から港へは徒歩15分。足取りが重い。港入り口のお地蔵さんに「ボウズだけは勘弁してください」と手を合わせる。

■釣り開始30分で本命ボウズ解除。トリプル決めてよっしゃー!な気分

午前は船中1匹の報に暗澹とするもカイワリ15匹でえっへん港につくとちょうど午前船が戻ってきた。みなさん無口でボヤキ後も上向かなかったのがなんとなく分かる。船長に確認すると「結局、船中1匹だけでした」とのこと。ほかにはサバ少々といった感じだったみたい。相当厳しいことになりそうという予感を胸に船は港を離れる。ポイントは初島沖の水深95メートル前後。できることは飽きずにシャクリ続けることだけ。船長は水深は伝えてくれたが探るタナはアナウンスせず。いつも通り底を仕掛け分切った3メートルから12メートルまで50センチ刻みで18回シャクることに。すぐに魚信があったがサバ。あまり脂が乗っている感じではない。20分ほど沈黙後、今度はまずまず良型と思われるカイワリの魚信。1匹目なので追い食いは狙わずに巻き上げる。25センチのお刺身サイズをゲット。活性悪くないかも。
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午前は船中1匹の報に暗澹とするもカイワリ15匹でえっへん底は潮が効いているようでコマセの出の調整がシビア。18回×2で36回シャクってコマセが少し残っているようにこまめにFLビシの上窓の開きを調整する。下全閉で上もアミエビがギリギリ通るくらい開けるだけでちょうどよかった。速い潮を嫌って何か所かポイントを変えていると、小気味よく穂先を引き込む魚信。小ぶりだと思われるし、このポイントではサバは釣れていなかったのでゆっくりとリールを巻いてくると追い食いが発生している手応えがある。20センチくらいのカイワリのトリプル。船中あまり釣れている雰囲気ではなかったがへた釣りに限れば釣り開始1時間半で4匹ならまずまずだ。活性が低いときは枝スを短く作戦で枝ス5センチのウィリー仕掛けを使った。
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■サバ避け高速シャクリでカイワリ狙う。最後までポツポツ拾って15匹

午前は船中1匹の報に暗澹とするもカイワリ15匹でえっへんその後もバリバリ食ってくるという感じではないが頑張ってシャクっていると飽きない程度には魚信が出る。カイワリとサバが同じタナに混在している。スティ1秒以下の高速シャクリでサバをかわしてカイワリを選んで釣っていく。一荷以上を狙ってタナをゆっくり巻いてしまうとサバが食ってきてカイワリが振り落とされてしまうので欲張らずに1匹ずつ釣りあげていく。カイワリが釣れたら慎重に手巻きで、サバが掛かったら遊ばせずに電動で全力巻き上げという方針だったがサバのつもりがカイワリだったということが何度かあり海面でバラしてしまった。サイズは20センチ前後の物が中心。
午前は船中1匹の報に暗澹とするもカイワリ15匹でえっへん午前は船中1匹の報に暗澹とするもカイワリ15匹でえっへん

午前は船中1匹の報に暗澹とするもカイワリ15匹でえっへん16時30分にダブルでカイワリを釣りあげてツ抜け達成。残り1時間なので自己最多記録更新はまず無理に。続いてダブルで12匹。日が傾いて暗くなると撮影しにくくなるのでまずはここでお魚の集合写真を撮っておく。残り1時間。夕マヅメのチャンスタイムを期待したが活性が上向くことはなく、最後までポツポツとカイワリを拾っていく。3匹追加して15匹に。サバは7、8匹かな? 身エサ用に船長が引き取ってくれるので無駄にはならない。マダイやチダイは混ざらなかった。午前船の釣果を聞いたときどうなることかと思ったが、終わってみればまずまずの釣果。釣果報告には「食い今ひとつ」と書いてあった。食いがいい日にあたってみたいよ。
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2020年02月11日 23:08

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著者: へた釣り