禁煙5年生進級祝いで自分へのご褒美として買った極鋭 コンセプト ゲームP HHH-205AGSに魂を入れるため、羽田・かみやからオニカサゴへ。感度も操作性も抜群で期待以上の竿だったことに悦に入る。釣果もへた釣りにしては上出来の35センチ級が2匹。釣れたら竿が褒められた。
1日でも早く人生初の極鋭の具合を試したかったので、竿が到着したら開封する前にオニカサゴ船の予約を入れていた。竿なんて陸で撫してても意味がない。海でぶん曲げてなんぼと考えていたのだが、行きの電車が混雑していて、買ったばかりの竿に人がぶつかりそうになると慌ててかばっていた。分不相応な物は持つものではないのかも。JR蒲田駅からの送迎バスを利用して船宿へ。受付番号は11番で13人の釣り人を乗せて船は桟橋を離れる。釣り座は左舷の舳から2番目。
デカッw船長によれば「北よりの風が強いうちは手前のポイントを攻めて、風が収まったら南下する」とのこと。手前というと観音崎辺りから攻めるのかな?と予想していたが、観音崎沖のオニカサゴは既に釣り尽くしたという状況らしく、剣崎沖の水深130メートルくらいのポイントで釣り開始となる。一投目からオニカサゴが釣れたらへた釣りの極鋭伝説始まるなんてアホなことを考えながら仕掛けを投入するも、何も起きず。思ったより穂先が柔らかく魚を食いこませやすそうな一方で穂持ちは適度に張りがあって、タナを取り直す操作が極めて楽だった。根掛かりの察知能力もこれまで使っていた竿より遥かによい。針が根を擦った感触で根掛かり回避ができるので、仕掛けは1組しか使わなかった。
剣崎沖は「潮がない」という状況らしくデカッw船長は南下を決断する。大島の姿が遠くにうっすらと見える洲崎沖まで一気に南下。洲崎沖はなぜか相性がよい。一投目、10時ちょうどに極鋭 コンセプト ゲームP HHH-205AGSの入魂に成功する。オモリが着底し糸ふけを取ろうと少しオモリを持ち上げるとゴッゴツッというオニカサゴらしい魚信。慌てずにしっかりエサを口の中に入れてから、エイヤと竿を持ち上げる。竿に重みが乗った。リールを巻き取りながら竿を下げ、もう一度エイヤと追いアワセ。巻き上げ始めると生体反応あり。オニカサゴは巻き上げ中に暴れるものと思っていたが、ほとんど暴れることなく海面まで。35センチくらいのオニカサゴ。魚を暴れさせないのも高級竿のスペックなのかな?
へた釣りにとってオニカサゴ釣りはボウズ覚悟の釣りなので1匹釣れれば心の余裕が生まれる。方針はとにかくまめにタナを取り直す。水深が浅くなると言われたときは底を1メートル切ってから超ゆっくりと巻き上げる。少しでも長い時間、オニカサゴが食ってくるタナにエサをたなびかせようと考えている。水深が深くなっていくときはオモリを50センチ持ち上げて10秒待ったら底を取り直す。2度目の魚信はほぼ11時ぴったりに訪れる。1匹目と同じサイズのオニカサゴ。良型とは言わないが満足サイズを2匹なら十分である。2匹目も巻き上げ中にあまり暴れなかった。魚を怒らせない竿なのかも?
極鋭 コンセプト ゲームの挙動をキャビンから見ていたデカッw船長から「いい調子だと思いますよ」と言ってもらえる。いろいろな竿を見ている遊漁のプロの目で竿を褒めてもらえた。「120号でそれならヤリイカもできそう」とのことだった。ヤリイカより前に次はLT深場でクロムツ入魂、飯岡に遠征してアカムツ入魂をと考えている。LT深場のストンストンとオモリを落とす誘い探りは少しだけやってみたがなんとかなりそう。その後は20センチくらいのリリーズサイズが1匹釣れただけで2時に沖上がり。
著者: へた釣り