無策・無欲で臨んだかみやメバルカサゴ釣り大会の結果はメバル15匹で2匹合計長は46センチ。数も型も船中3位だった。玉砕撃チーーンしかイメージできてなかったことを考えると上出来だった。お立ち台は逃したが頑張った方だよねと自分を慰める。メバルに狙いを絞ったことが奏功した。
第17回かみやメバルカサゴ釣り大会は、2隻出しで37人が参加した。送迎バスで船宿に向かうと既にデカッw船長の船は満席で、最近顔が優しくなったw船長船のクジを引くことに。引き当てたのは左舷の後ろから2番目。たくさんの釣り人が乗っている大会では釣り座によって有利不利が極端に出ないようにいろんな角度から根にアプローチするので、四隅に近い席なら悪くない。定刻に桟橋を離れた船は15分ほど走って多摩川河口近くの川崎側の堤防で釣り開始となる。
メバルカサゴ釣り大会ではあるが、へた釣りにとってはカサゴは大きいのが釣れたら持って帰るというゲスト扱いなので、3本針の下針はオモリから40センチの位置から出す。枝ス長さは35センチなので仕掛けがまっすぐ立っていれば針は底を引きずらない。これだけでメバルがエサを見つける前にカサゴにエサを掠め取られる頻度は落ちる。すぐに魚信はあった。穂先をフルフルと震わせる前魚信があったら仕掛けを張るようなイメージでほんの少し竿を持ち上げるとキュンと竿先を持って行く。17センチくらいのメバルだった。少し潮は澄んでしまっているが曇天なので高活性なのかもと喜んだが、後が続かずその後1時間くらい沈黙する。
魚信がなくても10秒~20秒に一度は竿を1メートルくらいゆっくりと持ち上げて、ゆっくりとオモリを置き直す。メバルだけでなく多くの魚がそうだが、エサが動いた瞬間に食ってくることが多い。誘い下げてオモリが着底した瞬間もエサに飛びついてくることがある。魚信が遠くても飽きずに竿を操作し続ける。ポイントは羽田空港に移っていた。ここで本日2回目の魚信。最初のやつよりはよく引いたが22センチくらいで煮付けサイズには届かず。船中あまり大きな魚が釣れてないので一応計測してもらえる。その後またも長い沈黙が訪れる。それから2時間の間に釣れたのはミニカサゴ1匹のみ。
最近顔が優しくなったw船長は川崎の堤防のポイントを少しずつずらしながらねちっこく攻めてくれるのだが、報われない。11時過ぎにさすがに見切りを付けたようで本牧へと南下する。この時点でメバルは2匹だけ。予想通り撃沈ペースだった。本牧のポイントでは少しだけ上向いた。魚信に飢えていたのでベラやミニカサゴからの魚信でもうれしい。ときどきキュンと穂先を引きこむメバルが混じる。サイズアップしないのが悔しいが、何時間も放置プレイを食らったあとなので15センチくらいと小ぶりとはいえメバルが相手してくれるのがうれしい。15センチ以下のはさすがにリリースした。
ツ抜けするかな?しないかなぁ?というペースだったが、14時をすぎるとそういう時合だったのかそれともたまたまいい群れにあたったのかポツポツとメバルが釣れだす。ダブルも2回あって、ここにきてようやくテンションが上がる。サイズも煮付けサイズには届かないものの、煮付けにもできるサイズが何匹が釣れた。15時に沖上がり。メバルはリリース2匹を含めて15匹。大きいのは似たようなサイズばかりで、計測してもらうと23センチが2匹で合計長46センチだった。玉砕撃チーーンは免れた。型も数も船中18人中3位だった。メバル以外にキープしたのはアジが1匹でカサゴのキープサイズは混じらなかった。無策のわりには頑張った方だよね。
著者: へた釣り