羽田・かみやの第16回メバルカサゴ釣り大会に参加してきた。思っていたよりも魚信が多く楽しめたが大会の結果が散々だった。2匹合計長は42.4センチでなんと最下位。メバルの数釣り部門では8匹釣って2位だったが……メバルで数も型もって作戦がそもそもの間違いだったのかも…。
今季は煮付けサイズ(25uo)のメバルを1匹も釣ってないのでなんとか1匹だけでも、あわよくば2匹と欲張りなことを考えて参加した。桟橋で釣り座のクジを引くと、左舷のド真ん中。それも左隣がかみや異次元三人衆の1人、E本名人だったもんだから、クジを引いた瞬間にアチャーーーーである。メバルにしてもカサゴにしても船下の魚の取り合いをして勝てる相手ではない。竿を出す前から諦めモード。船は定刻に桟橋を離れる。曇り予報だったが太陽まで顔を出す。
多摩川を出た船は南に向かわずに北へ。羽田空港の滑走路近くの水深5メートルくらいの場所が最初のポイントとなった。このポイントがすごく苦手でいい目に遭ったことがない。やることは水深が浅くても深くてもそう変わらないはずなのだが……。オモリが着底したらゼロテンションで10秒静止。太極拳の動きでゆっくりとオモリを持ちあげて別の場所にオモリをそっと置き直す。そして10秒待つ。メバル釣りはこの作業を飽きずにどれだけ繰り返せるかが勝負だと考えている。魚信はときどきあるが、釣れるのは小型のカサゴばかり。船中25upはないもののそこそこ以上のメバルが何匹か釣れていたのに……。
羽田沖を一時間ほど攻めたら今度は川崎側に移動してやはり浅めのポイントを叩いていく。ようやくメバル。サイズは……聞くな。カサゴに混じってメバルの魚信も出始めたが竿先フルフルという前魚信までは期待できるものの、竿を少し持ちあげたあとにグンッと穂先を持って行く良型メバルらしい魚信はちっとも訪れない。今年生まれたばかり?というサイズから大きくても20センチに届かず。まだ始まったばかりと自分に言い聞かせても、このサイズばかりが連続すると焦れる。
船はいくつかのポイントを叩きながら南下していき、本牧沖の海づり公園近くのポイントへ。羽田沖や川崎沖には苦手意識があるが、本牧沖はわりと得意。ここから少しだけペースアップする。メバルもカサゴも20センチをなかなか超えてくれないが、大きいのを選んで釣る方法が確立できていないので釣れるだけ釣って大きいのが混ざることを祈るという展開。釣れるだけ釣ってのペースがE本名人の半分くらいだが、ここまで圧倒的な腕の差を見せつけられるとかえって気にならない。22センチのカサゴが大きく見えたのだから大物運に見放されている。
そのまま本牧沖で沖上がりの時間に。釣果はメバル8匹+カサゴ30匹くらいだったと思う。大会は2匹の合計長で競われる。へた釣りの記録は22.2センチ+20.2センチで42.4センチ。参加21人中同率で最下位だった。数釣り賞は釣ったメバルの数で競われた。8匹は船中2位。8匹くらいじゃ箸にも棒にもかからないと思っていたが、メバルに関しては全員苦戦していたみたい。へた釣りにしては頑張った方…ってことにしておく。くじ引きでなぜか玉子焼き用のフライパンをもらう。釣り大会の賞品としては斬新なので気に入った。
著者: へた釣り