なんだかすごく上手くいった。前半戦は型のよいイサキが釣れて最大記録を更新する34センチをゲット。後半はほぼ入れ食い状態になってダブルなんて当たり前、トリプル、フォースと絶好調。今季初のイサキのゴンズイ玉を達成した。6月では最多の61匹。型も満足、数も満足でドヤッ!!
本日から下半身も夏モード。父の日にもらった短パンをはいてサンダル履きでの釣行だ。この短パンのおかげでいっぱい釣れたと子供たちに報告したいので、いつもより2割増しくらい気合を入れて金沢八景・一之瀬丸へと向かう。右舷の舳がなぜか空いてた。潮の加減で艫有利なのかな?とも思ったが、オマツリを回避しやすく自分のコマセで勝負できる。空いてるなら座らない手はない。瀧本船長に「この席だと釣らないとねぇ~」と挨拶すると、「昨日は舳ダメでしたよ」とのこと。だから空いてたのかwww 船は定刻に桟橋を離れ、剣崎沖へと向かう。
8時10分くらいにイサキ船団の姿が見えてきた。大きなまとまりが1つと、一人旅で小さな根を攻めているのであろう船が何隻か。船団に合流して釣り開始となる。カタクチイワシの猛攻で釣りにくい状況だということは釣果報告で知っていたが、確かにつらい。仕掛けを落としている最中に竿先に変な動きが出るとイワシが鈴なりに付いてしまっている。すぐに巻き上げないと仕掛けがグチャグチャになる。指示ダナまで仕掛けが届くのは3投か4投に一度って感じで、釣りづらいのを通り越して釣りにならない。船中何匹かイサキの型を見たとのアナウンスがあるが、イワシと小サバにやられ続けてどうにもならない。
船団付近はやはりコマセの量が多くイワシが付いてしまっているようだ。ポイントを変えて船団から離れると少し状況がよくなった。1匹目のイサキを手にしたのは釣り始めて50分経った9時過ぎ。イワシやサバに邪魔されなければイサキはちゃんといるようで、ダブルで釣れることもあった。9時35分にシャクった直後に竿先をギュンと持って行くような魚信。重量感もあるしよく引く。海面に姿を現したのは目測で自己最大記録更新は間違いなしと確信できるサイズ。帰ってから測ると34センチだった。生きているうちに測れば35センチあったかも。ほかにも30センチ級のイサキが何匹が混じる。前半戦は9匹と数は伸びなかったが型がよいので満足。
剣崎沖イサキの後半戦といえば、松輪出船の船が帰港してからの時間帯。船団に戻って松輪の船が入っていたポイントが空くのを待つ。イワシ&小サバの猛攻の前になす術なく、仕掛けを次々とダメにされ心が折れそうになる。夜光玉などの装飾をなくし、針数を3本まで減らしても状況は改善しない。針のサイズを大きくしてもイワシが食ってくる。少しでもイワシ&小サバの被害を抑える手はないものかと頭の中を検索すると……あった!! サバを避けるにはスティ0の激しいシャクリが効果的だったはず。カイワリ釣りのように休みなく鋭くシャクリだすと、これがハマった。仕掛けを落としている間を除けば、魚信はほぼ100%イサキのみ。しかもトリプルが基本でダブルだと失敗ってペースで釣れ盛る。
3時の沖上がりまでほぼ休みなく魚信は続き、写真を撮るのも忘れて釣り続ける。最後の2時間で50匹くらい。時速25匹ペースだ。6月の自己最多記録を大幅に塗り替える。最後の2時間だけなら8月に束釣りしたときのぺースと変わらない。スティ0のシャクリなんて釣り方をする人はほかにいないので、一人だけ入れパク絶好調だったわけで、テンション上がりまくりである。数えてみれば61匹。クーラー7分くらい。大きいのはお刺身で、中ぐらいのは塩焼きで、小さいのはフライで食べる。釣れたのはうれしいが、妻からイサキ禁止令が出るんじゃないかとちょっと心配。
著者: へた釣り