嫌われているとかどうか以前にカイワリはお留守? 今日も船中0だったと思う。レア魚不足を解消するためにヒメ泳がせで良型マトウダイを釣って五光魚をなんとか1種類。見せ場はそれだけ。カイワリは伊豆に遠征してが正解かな。洲崎沖ではカイワリが釣れる気がしなくなってきている。
今季これまで3戦した洲崎沖のウィリー五目だがレア魚欠乏症に苦しんでいる。クーラーいっぱいにするのも面白いが、普段あまりお目にかかれないレア魚をゲットするのも何が釣れるか分からないウィリー五目の魅力だ。今日こそは五光魚(カイワリ、アマダイ、オニカサゴ、アラ、マトウダイ)を1種類くらいはと意気込んで金沢八景・一之瀬丸へ。レア魚以上に週末の船宿ではレアな人に出会う。カワハギ地獄の閻魔大王様がマゴチ船に乗っていた。5.1メートルの超ロング竿で釣るらしい。釣りが上手な人が工夫を絶やさないのだからかなわんなぁっと……。
へた釣りの釣り座はなぜか空いていた右舷の一番前。今日は大混雑というわけではないようで、一段高いお立ち台席ではなく普通の席。四隅ならオマツリを回避しやすいのでタイムロスを大幅に減らせる。今日はイケちゃうかもよぉ~っと虫のよいことを考えながら船は1時間20分かけて洲崎沖へ。予報より少し風が強くウネリも高かったが釣りにくいってほどではない。5本針の欲張った仕掛けでまずはいつも通りの50センチ刻みのスティ1秒で釣りを始める。魚信はすぐにあったが、追い食いは発生しない。25センチくらいのイサキがオキアミに食ってきた。ウィリーには反応してない可能性があるので嫌な予感。
イサキだけでなくオキメバルもウィリーへの反応が鈍い感じでタナでシャクれば魚信がすぐにあるという感じではない。ウィリーに魚が触れてきた感触があったタナをねちっこく攻めて針掛かりに持ちこむという感じ。ポツポツとオキメバルが釣れるがサイズが微妙。お帰りいただけるならリリースするのになぁというサイズも混じりだしたので先にレア魚ゲットを狙ってみることに。コマセを出ないように調整して仕掛けを底に入れる。運がよければアマダイかオニカサゴ。運悪くヒメが掛かったらヒメ泳がせでマトウダイ狙い。底でちょうど良さそうな小型のヒメが付いた手応え。そのままシャクリ上げてくると穂先にモタレるような魚信。しばらく待つとグンと引きこむ。重量感たっぷりでドラグを滑らせながら上がってきたのが40センチ近いマトウダイ。今季洲崎沖で手にした最初の五光魚である。
作戦がうまくハマって思い通りの結果を得たのだからその後調子が上がりそうなもんだがこのころから急に風が強くなって釣りにくくなってきた。波の上下があるのでスティ時間を長くしなければ魚信を出せなくなる。スティ時間を長くするとシキシマハナダイなど余計な魚が釣れ始める。イサキっぽかったりオキメバル間違いなしという魚信も混じるのだが舳なので船の上下でバラシが多発しぺースダウン。ポツ~ン、ポツ~ンと釣れるのみでウィリー五目らしからぬ展開。おまけに波の上下でタナも狂うのかヒメの猛攻にも苦しんでお手上げ気味に。
沖上がりの時間が近付くと風が収まりいくらか釣りやすくなった。ポイントは深くなり100メートル前後のポイント。オキメバルのサイズがよくなったのでオキメバルを狙うが、追い食い率は低い。じっくりねばっても2匹くらいまで。エサで釣っている人には良型のウスメバルも混じっていたがへた釣りにはかからず。キープしたのはマトウダイ×1、ウマヅラハギ×1、イサキ×3、キダイ×1、アカイサキ×1、オキメバル×13で合計20匹でクーラー半分ってとこ。マトウダイがいてよかったぁぁあああ!
▼ウィリーこいこいで本日の釣りの満足度を指標化
五光×1
タネ×3
短冊×1
×13
×1
×1
短冊7文+レア魚ボーナス6文=13文
著者: へた釣り