洲崎沖のウィリー五目も今季3戦目ともなればそろそろカイワリの1匹や2匹釣れるだろうと甘いことを考えてたがへた釣りだけでなく船中釣れた気配はないのでカイワリは不在? もう1つの隠れ本命キントキはオキアミ餌なら釣れたみたいだがウィリーに固執して時合を逃してしょんぼり。
珍しく単独釣行ではなくFacebookで知り合ったN村達人とご一緒させていただいた。へた釣りがまだ品川駅で金沢八景へと向かう電車を待っている時分に「到着しました」とメッセージが届く。左舷の前から2番目、3番目に並びで席を取っていただく。この日も一之瀬丸の沖のウィリー五目船はほぼ満席で一段高くなったお立ち台席まで埋まっている状態だったので釣りやすそうな席を確保してくださったN村達人に感謝である。釣り座に着いてみるとこれまたFacebookでお友達のI野達人がお立ち台に!! へた釣りは両達人に挟まれて釣ることになった。「お二人がカイワリ釣って僕だけ釣れないってのがブログ的にはありかなぁ」なんて軽口を叩く余裕がまだあった。
船は1時間半ほどかけて洲崎沖に到着する。水深は70メートルくらいで今日もタナは下からではなく上から指示が出た。ヒメの猛攻を避けるためだと思われるが、ヒメって魚…底で大人しくしている魚ではなく、結構コマセを追って底から離れてくるような気がする。とはいえ、ビシを着底させると瞬時に4本針に4匹ヒメが鯉のぼりとなることもあるので上からタナを取った方がいくらかマシ。例によって50センチ刻みのスティ1秒で釣り始める。底まで潮が動いているようなのでビシの調整はいつもより閉じ気味にしておいた。
何往復かシャクっていると船長から「キントキ釣れた」とのアナウンス。キントキは少しスティ時間を長めに取ると食ってくるので3秒待ってじっくりタナを探る。隣でI野達人が35センチ級の良型キントキをゲットする。どうやらキントキはウィリーにではなく、オキアミに食ってきているようで「ウィリー針にもオキアミ付けてね」との指導が入るが無視。キントキはウィリーにも食ってくると信じてそのままシャクり続ける。オキメバルは釣れるがキントキは針掛かりせずで時合を逃してしまう。素直にエサを付けとけばなぁ~と後悔するも後の祭り。
オキメバルだけはそれなりのペースで釣れるものの、カイワリやキントキなどレア魚の顔が見れない。今度こそキントキだろっ!!という重量感のある引きの正体はアカイサキだったり、滅茶苦茶引きが強い初めての魚かと喜んで100メートル近く手巻きで大事に巻いてきたらウマヅラハギがスレ掛かりしていただけだったりで、魚はちょっとずつ増えてはきているもののドヤッ顔をキメられる魚には避けられている。最後までカ~イ~ワ~リ~と祈り(呪い?)を込めてシャクリ続けたんだけどカイワリは卦もなし(おそらく船中0匹)だったと思う。
一発逆転を狙って底で掛けたヒメを付けたままシャクリあげるマトウダイ狙いなんて技まで繰り出してみた。一度なかなかいい手応えの魚信があったものの食い込ませられず。仕掛けを回収するとヒメの胴体の背中部と尻尾部に大きな噛み跡があった。なんだったんだろう? どのみちハリス2号では一瞬で切られていたと思うが……。というわけでウィリー五目3戦目もレア魚なしで終了。オキメバルのサイズがよかったのと、アカイサキとウマヅラハギのおかげでクーラー半分って感じ。船長いわく「今年はカイワリあまりいないだよね」とのこと。
▼ウィリーこいこいで本日の釣りの満足度を指標化
五光
タネ×1
短冊×2
×17
×1
タネ1文+短冊11文=12文
著者: へた釣り