メバルは釣って引き味よし煮付けて食味も最高と大好きな魚だが、このままじゃ嫌いになりそう…水温が上がるまで距離をおこうかな。へた釣りの想いにメバルはちっとも応えてくれない。期待感が薄れていき絶望に至る。子供1号とともにつらい片想い。先週よりはましだったけれど……。
学年末テスト明けの子供1号と久々の釣行。この日は羽田・かみやのアマダイ釣り大会(H賀達人優勝おめ~~~~♪)のため、メバル船は空いているだろうと予測したのだが、予想通り釣り客はへた釣りと子供1号を含めて4人だけと、オマツリの心配をしなくていいゆったり釣行。子供と一緒のときは船が空いていると気が随分と楽になる。へた釣りにとっては先週の大惨敗のリベンジでもある。敗因を水温が低すぎるせいと分析していた。昨年の釣果のデータを見るとメバルの食いが立つのは水温が11度以上のとき。水温が10度台の日は苦戦していた。水温上がってくれ~と祈りながらの出撃。
金曜日に吹き荒れた春一番は、日曜日になっても少し残っていた。予報よりも風が強く、船長からキャビンに入るようにと促されて、40分ほどかけて本牧沖へ。川崎のシーバースは大型船入港中でスルー。型狙いの有力ポイントに入れなかったわけで、幸先悪すぎ。でもまぁ、子供1号は型より数希望なので、キャビンの中で数の目標を相談して決める。へた釣りは20匹、子供1号は10匹釣ろうということに。本牧沖のポイントに到着し、水温を計ってみると8.8度。先週とほぼ同じ。これはきついかもという予感を抱くが子供1号には黙っておく。
本牧沖は型はともかく数は出るので、出だしはまずまずだった。15センチをちょっと超えたサイズのカサゴ。キープするかどうか迷ったが、先週のようにリリースしまくっていると持って帰る魚がなくなるのを恐れて取りあえずキープ。続いてちょっとマシな魚信があって21センチのメバル。2月11日以来の煮付けサイズのメバルに少し気をよくするが、その後はキープしようかしよまいかと悩むサイズのカサゴが続く。開始1時間でキープしたのはメバル2匹とカサゴ4匹。子供1号も何匹か釣っていたがキープできたのはカサゴ2匹のみ。
9時半を過ぎたあたりで大幅にペースダウン。いいポイントに当たらなかったのか、日が昇って活性が落ちたのか、マメに誘いを入れてなんとか小型のカサゴを拾っていくという忍耐強さが試される釣りに。カサゴはときどき良型混じるも、何かの間違いでたまに釣れるメバルのサイズはどんどん落ちていく。今年生まれたばかり?というサイズまで混じり始めてなかなかキープできず。このころになってようやく釣り方のコツをつかみ始めた子供1号なんてとうとうメバルはキープできず。へた釣りのバケツも真っ赤に染まっていく。曇り空になりメバルの活性上がりそうな雰囲気はあったんだけどねぇ~。
本牧沖である程度の数を稼いだら、川崎のシーバースに移動で型狙いというのが船長の作戦だったと思うのだが、川崎に戻ってみるとタンカーが2隻もシーバースに入っていて、羽田沖で釣ることに。水温は8.4度。結局魚信すら一度も訪れることなく、船上に倦怠感が漂い始めたので15時に沖上がりとなった。昨シーズン、メバルの爆釣サインは「曇り」>>>>>>「凪」>「潮」かもという原稿を書いたが、「水温」>>>「曇り」 >>>>>>「凪」>「潮」だね。へた釣りはメバル4匹、カサゴ12匹で16匹。子供1号はカサゴ7匹。直近の釣果が芳しくないのが分かっているのに子供を釣れて行ったへた釣りが悪いと反省中。2人がかりなのでクーラーの中身はまぁまぁなんだけどね。
著者: へた釣り