4月に31カ月ぶりにカイワリプチ遠征で本命ボウズをくらう。釣りに関してはやたらと気弱なので。一度つまずくとやっていることへの自信が揺らぐ。次もボウズをくらったら立ち直れないかもと思っていたところにさらに自信が揺らぐ要素。イサキとリレーなのでコマセがアミではなくオキアミに。
カイワリはへた釣り家の刺し盛り不動のセンターポジション。この魚を釣ってくるから、世間的には釣りが下手な人のへた釣りが、我が家ではさすがパパともてはやされる。2連続でのカイワリボウズだけはなんとしても避けなければと、苦手の5月は釣行せずに条件がよくなる梅雨入りするのを待ってからのリベンジプチ遠征だ。朝、治久丸のサイトを確認すると「今まき餌はオキアミを使ってます」。へた釣りのウィリー仕掛けはアミエビサイズなので、嫌な予感を覚える。オキアミを撒くなら付けエサもオキアミの方が有利かもと、行きの電車の中で空針5本のオキアミ仕掛けを1つだけ作る。
「まずはイサキからやって行きます」とのこと。船長にこの釣り全く自信がないと告げると、「コマセ撒いて待っていれば釣れます」とのこと。コマセ撒いて待っても釣れてないのだけど……。指示ダナは16メートル。6メートル3本針の仕掛けを慎重に投入して、20メートルまでビシを落す。仕掛けが馴染むのを待って1メートル刻みに3回ゆっくり竿を持ち上げコマセを撒いて、指示ダナにビシを置いて待つ。背後で取り込んだ魚が床でバタバタと暴れる音が複数聞こえる。「ほら、俺だけ釣れない」とロッドキーパーに竿を置いて仕掛けを一度回収しようとすると、魚信あり。25センチくらいと小振りだがイサキが釣れた。
コマセを撒いて待ってればという船長のアドバイス通り、2投目からは入れパクモードに。特大はいなかったが30センチを超える物混じりでタナに合わせて数秒以内に魚信が出る。魚信が出ないときは竿を持ち上げてゆっくり誘い下げれば高確率で食ってくる。なぜか一荷にはならず1匹ずつだがクンクンッと竿先を持っていくイサキの元気な魚信と引きを楽しめた。本日最初の見せ場はイサキ釣りの最中にあった。猛烈に引く魚信があり、ラインを引っ張りだされる。なんとか止めて巻くもすぐにドラグを出されてしまう。残念ながら針がハズレて見せ場は終了。なんだったんだろう? 入れパクなのに手返しが悪く数は伸ばせずイサキは8匹。

1時間半ほどイサキ釣りをやってお土産確保に成功したら、カイワリ釣りへ。初島沖の95メートル前後の良型を期待できるポイントで釣り開始。いい反応があるようで、「底5メートル切って15メートルまで」という激アツなタナの指示が出た。オキアミ5本針の仕掛けを50センチ刻みで20回シャクってタナを探るが魚が触れてくる気配はなし。60メートルと少し浅めのポイントへ移動する。ここではヒレナガカサゴやヒメが釣れ、なんとネンブツダイの5本針パーフェクトで1つだけ用意したオキアミ仕掛けは縮れて使い物にならない状態に。いつものウィリー仕掛けに戻すと、硬質な魚信あり。引きはカイワリっぽいが魚信はカイワリとは絶対に違う。なんとカイワリの頭へのスレ掛かりで本命ボウズは解除。

ウィリーの針にスレ掛かりしていたので、オキアミコマセだからオキアミエサ有利というわけではない? オキアミコマセだとタナを3往復してコマセが残るように調整するのが難しく、回収するとだいたいビシは空になっていた。上窓を閉めると今度はコマセが出ていかない。オキアミコマセでのウィリーシャクリに不慣れなのもありなかなか難しい。しばし沈黙したが、なんとか2匹目。今度はオキアミに食ってきた。その2投後にカイワリの部の見せ場が訪れる。重量感たっぷりな魚信あり。1匹目同様、引きはカイワリっぽいが魚信の出方はカイワリっぽくない。やたら重いので最後まで手巻きで巻いてくると、カイワリのトリプル。うち2匹はウィリー針に掛かっていたが2匹ともスレ掛かり。もう1匹はオキアミに食っておりこちらはちゃんと口に掛かっていた。オキアミコマセでカイワリを5匹釣って2匹はオキアミに、残る3匹はいずれもウィリー針へのスレ掛かり。オキアミコマセでもウィリーで釣れるがスレ掛かりしかしない?

著者: へた釣り