やっぱりカワハギに行ってきた。台風の影響で刻一刻と変わる波・風予報とにらめっこをし、ひょっとすると日曜日は出船不可能かも、と土曜日にカワハギ釣りに。2012年の第2戦目なわけだが、ツ抜けどころか片手が遠い。ダメダメすぎだろ、今年のカワハギ…ダメダメなのは俺の腕だけどw
ミニサイズが1匹だけと大惨敗を喫したカワハギ20112の開幕戦。こんなはずじゃないと、ほかの誰かが思わなくてもへた釣りだけはそう思っていた。台風が関東をかすめたので、時化後の荒食いがありかもって状況だし、水温低下でカワハギの群れもいくらか固まったかもという期待もあった。で、台風の間隙を縫って、土曜日にカワハギ釣行を決定。台風の速度が速まったせいで日曜日は出船を取りやめる船が多いため、土曜日に釣りに行くと決めたところまではファインプレイ。でも、釣りの中身は……ダメダメすぎて自由契約目前な感じ。
来週、再来週と大会に参加するつもりなので、羽田・かみやから出撃。かみやのカワハギ船に乗るのは実は初めて。片舷8人と適度な込み具合だったし、餌のアサリも船宿で剥いてくれたものを塩で締めた状態でもらえるので、なんだか好印象。アサリは小粒で装餌にちょうどいいサイズだし、小さな水切り付きタッパーに入れてくれているので、これなら自分でアサリを剥かなくても十分かも。これまで船宿でもらったカワハギ用の餌の中で一番釣れそうな気がした。
船はマゴチ釣りで見たことがある東京湾観音が間近に見える大貫沖へ。水深は15メートル前後。仕掛け投入。まずはオーソドックスにタルマセ→聞き上げ→時々タタキで釣り始める。ん? カワハギのカッカーンな魚信はもちろんのこと、ベラやトラギスの魚信すら伝わってこない。何度かタルマセ→聞き上げを繰り返すも生体反応なし。ひょっとしてステルス魚信で餌を丸裸にされちゃった?と思い仕掛けを回収してみると、餌が3つとも残ったまま。ダメダメ釣行が幕を開ける。
ポイントを移動すると、餌が取られるようになり、周りでカワハギが上がり始めるのだが、へた釣りの竿には魚信が超少なめ。針掛かりさせられるのはもっと少なめ。しかも、トラギスばかりという我慢の釣り。10時少し前にようやくカッカーンなカワハギらしい魚信を合わせるのに成功して、とりあえずは今シーズン最大の24センチのカワハギをゲット。このサイズが3枚もあれば満足だよね、とこの1匹に気をよくして釣り続けるのだが、明らかなカワハギの魚信を、スカッスカツと空振りしまくり、掛かった~と思うとリールを巻き始めるとすぐにバレまくりで、ア~、エ~、ウ~の繰り返し、遂にイ~~~となる。釣りの最中に母音を連発するときは…ダメなときである。
船長は浅場~少し沖の20メートルくらいのポイントまで攻めてくれたのだが、どのポイントでもへた釣りの口から洩れる声は、ア~、エ~、ウ~、イ~~のみ。ようやくオッとなって、本日2匹目のカワハギ。でもサイズが12センチだったのでリリース。10センチ以下のチャリコを釣って、「高級魚だぁ~♪」とか言い始めたら焼きが回ったってことだ。その後もカワハギらしき魚信はあったのだが、ア~、エ~、ウ~、イ~~。結局クーラーの中は24センチ1匹だけでダメダメすぎだろ、カワハギ2012の第2戦は終了。こんなんで大会なんか出てもいいんだろうか?
著者: へた釣り