8月のへた釣りは本当にアカ~~~ン。暑くて1日船がつらいからと、夜LTアジなんて初物に挑戦。でも実釣3時間では釣り足りないだろうからと午後船(←当然、暑いw)からリレーすることに。自分でもチグハグなことをしてるなぁ~と思う。アジの釣り方分からん! 暗いともっと分からん!!
午後LTアジ→夜LTアジのいいところは、朝寝坊できること。10時半くらいに家を出れば余裕で集合時間に間に合う。それでもちょっと早めに家を出ると……雨振ってるし、雷まで。涼しい。これならイサキに行っとけばよかった?と考えたが、当然ではあるが出船時間はとうに過ぎている。お昼少し前に金沢八景・一之瀬丸に到着。空いているというより閑散としている。席札もほぼ掛かったままなのでこんなときにしか座れない大艫の札を取る。
空いているだけでなく、半日船で釣り物がアジで、しかも午後からとなると客層が随分と違う。へた釣りの横には女性3人組の釣女グループ。上乗りさんから釣り方の説明を受けていたので、アジ釣り初めてといった感じ。ほかにも子供連れの人が2組ほど。右舷は上乗りさんも舳で竿を出し、釣女3人+へた釣りで5人だけのゆったり釣行。釣りやすそうでうれしかったので、FaceBookに「今から。空いてていいかも!」と投稿する。この時点でアジなら釣れて当たり前と思っている。
船は10分も走らずに八景島シーパラダイスを少し通り越したあたりで止まる。え? ここで釣れるの?と思ったが、船宿は釣れないところで釣らせたりしない。仕掛けを投入すると、すぐに魚信がある。リリースサイズのカサゴ。あまり底に仕掛けが入りすぎないようにしながらコマセを撒いて竿を上下させて誘ってみたのだが……魚信なし。一度底を取り直そうとすると、またカサゴ。1匹だけアジ。船長から教育的指導が入る。「竿を動かすのはタイなら有効だけど、アジが底でしか喰ってないときは底からシャクった方がいいですよ」。
船長を信じて、底べったりから小刻みにコマセを振り出しつつタナを探るという釣り方に。ポイントを転々としていると、サバの猛攻に遭い始める。最後までサバを釣り続けることに。サバは隣の釣女さんグループが喜んでもらってくれたので、OKなんだけど……午後船でへた釣りがキープできたのは、アジ1匹、カサゴ1匹、シロギス1匹となんだかすご~~く寂しい釣果になってしまった。でも、この時点では午後船はオマケみたいなもの。夜LTアジで大漁するからいいもん!と楽観視していた。
船は一度桟橋に戻って、しばし休憩のあと、17時に夜LTアジに出船。沖上がりは20時なので実釣時間3時間の短期決戦。船で夜釣りは初めてだが、陸からなら夕マヅメ~日没後数時間でアジの入れ食いを体験したことは何度もある。この時間帯のアジなら釣れるはずだと信じていたんだけど……最初のポイントはハズレ。次のポイントは午後船でサバの猛攻で苦しんだのと同じ「おきのね」のブイ周辺。サバ釣りじゃないよね……。
日が傾くと同時にサバは姿を消したようで、ここから日没までの1時間ほどはアジの魚信が飽きない程度に続いた。しかもそれなりに型もいい。30センチは超えないが、針掛かりした瞬間、サバ?と思っちゃういい引きをして楽しませてくれる。活性も高いらしく、きちんと上顎に針掛かりするのでバラしも少なく、やっとアジ釣りらしくなったと一安心。良型4匹釣り上げる。5匹目で少しサイズダウンしてしかも海面バラシをしたあたりから、アジの釣り方が分からんようになっていく。
その後も日没までアジらしき魚信は何度もあったのだが、針掛かりしない、巻き上げ中のバラシ、海面バラシを連発しまくる。たぶん底で食わせすぎているからだろうと、タナを上げると今度は魚信が全くなくなる。あれ? あれ? ???となったまま日没で船にライトが点く。ここからの1時間半ほどは魚信なしのまま、終了。暗くなると釣れないってこと? それとも釣り方が間違えている? いずれにせよ、8月のへた釣りはアッカ~~ン!!
著者: へた釣り