猛烈に暑い…蒸し暑い。しかも風がないので、うだるような暑さである。体脂肪をたっぷり蓄え、暑さに適応するように体ができてないへた釣りは夏バテ気味だったりする。それでも今週末の釣りのプランは…と茹だった頭で考えてると、夜LTアジ船ってのが馬鹿に魅力的に見えてくる。
「うだるような」という暑さの形容、ゆで卵などが「茹だる」状態が変化してできた言葉である。日陰のない夏の船上、風があればいくらかすごしやすいのだが、ベタ凪で無風となると、まさに体が茹だってくる。 剣崎沖のイサキ釣りで人間は暑さで死ぬことがあると思い知り、暑さで釣りを挫折しないために熱中症対策グッズを補強しようと決めたのだが、淡路島遠征などで忙しく、暑さ対策は済んでいない。今週末の天気を確認すると……最高気温は30度を超えて日差しもあり、しかも無風に近い。どう考えても、死ぬ。死なないまでも茹だる。
なにか楽しそうで楽そうな釣りものないかなぁ~と探してみる。ウィリーイサキのように1日竿を動かし続けるのは無理。タチウオも浅場だと特に誘い続けることになるのでつらそう。マゴチは…比較的楽そうかなぁ~。ワラサも置き竿にできるけど…なんだか一時期ほどには釣れてないしなぁ~ とチェックしていくと、金沢八景・一之瀬丸のサイトの目立たないところに「夜LTアジ船」とある。17時出船で20時上がり。アジの活性が上がる夕マヅメからの数時間を狙うので釣果も安定してそうな気がするし、暑さに苦しまなくて済む。
でも、実釣時間が2時間程度と短いため、午後船を組み合わせてじゃないと、釣り足りない…それじゃ結局暑い最中に釣ることになるのだが……一之瀬丸に電話で問い合わせると、午後船+夜船でもリレー割引(3000円引き)の適応を受けられるということなので、午後船にも乗らないのはどう考えてももったいない。最近のLTアジの釣果を見ていると午前はダメで午後から上向くという傾向があるような気がするので、午後LTアジ→夜LTアジで、初めての船夜釣りの雰囲気を楽しんでこようと思っている。午後船でアジが十分に釣れちゃったら(そんなことは滅多にないけどw)、夜はカサゴ船に乗りかえるってのも可能かな?
著者: へた釣り