前回釣行とはうってかわってベタナギ。富士山までうっすらと見える快晴の竹岡沖。同じ海とは思えない。例によって浦安・吉野屋から出撃してきたのであるが、4回やってもさっぱり分からないカワハギの小悪魔っぽさが面白い。一応17匹と竹岡カワハギの自己最高記録を更新。
竹岡沖はカワハギ船団が大集結中。しかも船は片舷11名とやや混み状態。中錘集寄は外して着底クンッでやろうかとも考えたが、前々回にそれで釣果が伸びなかったので結局いつも通り叩いて聞き上げで始めることにした。カワハギ船団の外側に船は着き釣り開始。叩いても叩いても魚信が遠く、スロースタート。叩くと横の人が釣れるという悪い流れもいつも通りで、横の人が5匹目を釣った時点で、へた釣りは小型を1匹だけ。撃沈パターンかなとくじけそうになったのだが……。
中錘集寄を「快適カワハギ集寄RV」に変えた。カワハギが餌を噛み砕く際の音を模したサウンドでカワハギを刺激するという大塚プロ監修の製品なのだが、これが効果あったのか、たまたま時合があったのか、中盤から叩いて聞き上げで魚信が出始める。11時を過ぎ潮が上げ始めるとダブルまで出てなぜか急に好調になる。28センチを含む25センチ超クラスも混じり始めて飽きない程度に釣れ続く。
14時を過ぎるとまたも魚信が遠い状態に逆戻り。餌は取られるけど魚信は取れなくなる。魚信が出やすいように中錘集寄を外して宙釣りに作戦変更すると、知らないうちに餌だけないということは減る。ポツポツと拾っていけるようになり、都合17匹。竿頭は35匹なので半分以下の釣果ではあるが、それでも自己最高記録なので満足。次回のカワハギ釣りは年末・年始に竹岡カワハギに比べて幾分素直な伊豆カワハギに出撃予定。
著者: へた釣り