東京湾の某所でLTタックルでのアジ釣りをしたのであるが、水面から底まで、とにかくクラゲだらけ。指示したタナに仕掛けを下ろすと、どうやらクラゲが触れるらしく、ちぎれた?クラゲの触手が仕掛けにまとわりついて上がってくる。
スライム状の触手の色は茶色。最初は錘が着底したときに底のゴミが付いたと考えていたのだが、仕掛け(特にエダス)が絡まりまくって大層ウザい。手で取っていると何やら手がピリピリし始める。激痛というほどではないまでも不快なまでに痛い。すっかりやる気消失で……クラゲの触手がからまったままの仕掛けで釣りを続ける。周りでアジが上がると、慌てて触手を取り除くのだが……こんな言いかげんなことをしていて釣れるわけないよな~。釣果は言いたくないくらい惨々たるもの。
どうやらアカクラゲという種類のクラゲであるらしい。触手は長いが千切れやすいとあるし、東京湾にいるし、第一色がそっくりだ。「触手の刺胞毒を受けると火傷に似た痛みが走り、みみず腫れや水脹れ、時に呼吸困難や溺死を起こす例もある」という。実はまだ……キーボードを叩く指先が痛かったりするw
●LTアジ釣りのお勉強
・エサ(アオイソメ)はかなり小さく付けた方が釣果がよい。たらしは0~1センチでまっすぐ刺す。
・仕掛けは短いものは極端に魚信が減るので2メートルのものを使う。活性が低いときほど長い仕掛け。
・指示ダナでコマセを振り出したあと、ゆっくり竿を上下させ、タナの上下50センチくらいの間を誘いながら探るようにすると魚信が出やすい。
・潮が速いときは底を叩くようにして、なるべく真下に錘を持ってきてからタナ取りをするとタナぼけしにくい。
・潮が速いときは船長の指示ダナよりやや下から探る。逆に潮が止まっているときは指示ダナよりやや上を狙うと魚信が多い。
著者: へた釣り