予想通りの出船中止。元祖ザンタレを食いに南蛮酊を目指す

予想通りの出船中止。元祖ザンタレを食いに南蛮酊を目指す予報で釧路の沖は風速10メートル超えだったので諦めてはいたが、本日予定されていた北海道根魚五目第1戦は中止になった。これで昨年から4連続で船が出ず。釧路沖の釣りの神様に嫌われているようである。船が出ないなら行くと決めていたザンタレ発祥の店、南蛮酊を目指す。

予想通りの出船中止。元祖ザンタレを食いに南蛮酊を目指す釣りの中止は昨夜のうちに決定していたので早起きする必要はない。居酒屋で1杯、2杯…3杯?……4杯だったかもをひっかけてから就寝。やることがないので朝は遅めでいいと思っていたのに6時前には目が覚めてしまう。これも老化の一種か? ほかにやることが思いつかないので老人らしく朝のお散歩に出かける。昨年の朝の散歩では道が分からず海に出られず。今年も海にたどり着けずでは縁起がよろしくないので絶対に海まで行くと決めて歩き出す。道路標識に中央埠頭の案内が見えた。しばらく進むと無事海にたどり着いた。霧が深く視界は30メートルくらいしかないが海は凪いでいるように見える。沖では強風というのが信じられない穏やかな海だった。
予想通りの出船中止。元祖ザンタレを食いに南蛮酊を目指す予想通りの出船中止。元祖ザンタレを食いに南蛮酊を目指す

■路線バスでザンタレ発祥の地に。小山のようなザンギにびっくり

【釧路で道楽】鳥松の元祖ザンギとさかまるの殿堂ザンタレ次に船が出ずに暇をもてあそぶことがあったら行こうと決めていたお店があった。釧路B級グルメの1つザンタレの元祖と言われている南蛮酊だ。元祖ザンギの店の鳥松とザンギ王決定戦を三連覇し殿堂入りしたザンタレの名店さかまるには昨年訪問済みだが、釧路の人にザンタレの美味しい店を聞くと必ずその名があがる南蛮酊には行けてなかった。南蛮酊は釧路の繁華街にではなく、JR釧路駅から2駅ほど離れた遠矢という駅の近くにある。車があればなんてことない距離だが、車がないと行き着くのに難儀する。電車は2時間に1本しか止まらない。行きはバスで、帰りは電車でなら南蛮酊でランチを食べられそうと調べはついた。10時のバスで遠矢を目指す。時間にして40分ほど。最後の方なんて客はへた釣り1人だけの貸切バスだった。運転手が後ろから襲われるのを恐れてバックミラーにへた釣りの姿が映るように調整していた。目的のバス停に到着。駅近くにバスは着いたはずなのだが、駅はどこ?ってほどに閑散とした場所だった。
予想通りの出船中止。元祖ザンタレを食いに南蛮酊を目指す予想通りの出船中止。元祖ザンタレを食いに南蛮酊を目指す

予想通りの出船中止。元祖ザンタレを食いに南蛮酊を目指す駅のすぐ目の前を走っている道路に出ると「西洋堂 南蛮酊」と描かれた看板が見つかる。こじんまりとした店構えで水色と黄色の暖簾が既にかかっている。11時少し前だが既にお店は開いていた。オーダーは迷わず「ザンタレ」。店員さんから「ご飯は別ですよ」と言われるが、ザンタレの量がとんでもないという情報をつかんでいたのでザンタレだけ。メニューを見ると見事なまでに野菜を使った料理がない。野菜といえそうなものはポテトフライとオニオンリングだけ。気になる貼り紙を発見。「鶏肉の価格が急激に高騰しております。よって、ザンタレの量を若干減らしております」。減らされたぐらいでちょうどいいかなと思っていると、運ばれてきたのが……。
予想通りの出船中止。元祖ザンタレを食いに南蛮酊を目指す予想通りの出船中止。元祖ザンタレを食いに南蛮酊を目指す

予想通りの出船中止。元祖ザンタレを食いに南蛮酊を目指す
予想通りの出船中止。元祖ザンタレを食いに南蛮酊を目指すザンタレの小山である。タレは醤油とお酢がベースで甘さも少し。この小山にどう挑むのかを考える。上から食べていくのが王道派。まずはほどよくタレがからみつつカリッとした食感を楽しみ、徐々にタレによく漬かって味の沁みたザンタレに味変していくのを堪能する。底からいくのがタレ原理派。食べるスピードを調整し、数枚添えられたレタスの葉を使って、好みのタレの漬かり具合ですべてのザンギを食べられる。なんてことを考えながら食べ進めていく。王道派で食べ始め途中でタレ原理派に転向した。食事としての適量なら半分くらいで十分だが、止められない止まらないでペロリと完食。

■電車2時間待ち……初体験のワンマン電車にテンション上がったのに

予想通りの出船中止。元祖ザンタレを食いに南蛮酊を目指す帰りの電車までまだ2時間近く……もう少しお店でのんびりしたかったのが正直なところだが、11時半でお店は混雑し始めていた。1人でいつまでもテーブルを占拠しているのは気がひけるのでお勘定。近くにある釧路神社に参ったり、パークゴルフ場があったので見物しにいったりで時間をつぶす。ほかには…何にもない。時間を消費するためにあてどもなく歩いて周りをキョロキョロ見回すくらいしかやることがない。2時間はつぶしきれなかった。結局1時間ほど駅舎のベンチでぼんやりと過ごすことに。
予想通りの出船中止。元祖ザンタレを食いに南蛮酊を目指す予想通りの出船中止。元祖ザンタレを食いに南蛮酊を目指す

予想通りの出船中止。元祖ザンタレを食いに南蛮酊を目指す電車は1両編成…1両だと編成とはいわない? 思ったよりたくさん人が乗っていた。整理券を取って乗り込むというワンマンバスと同じ方式だ。運転士さんの横に運賃箱が置いてあり、駅に止まると運転士さんが運賃箱の前に立って料金と整理券を受け取る。「走行中は運転士に話しかけないようご協力ください」という注意書きがある。電車から降りるときにお金を払って降りるなんて初体験。釧路駅に着き、一番乗りで整理券と料金を渡そうとすると、運転士さんがボソッとこういう。「終点なので改札で払ってください」。ええええ~~~~~~~!!!! 初めてのワンマン電車で上がっていたテンションの行き場がぁぁあああ。
予想通りの出船中止。元祖ザンタレを食いに南蛮酊を目指す予想通りの出船中止。元祖ザンタレを食いに南蛮酊を目指す



Twitter

2017年07月21日 17:08

« 道東の波・風予報にグヌヌとうなりつつ……行ってきま~す | メイン | 釣りができる喜びに小突きまくった標津沖カレイは44cmまで »

最近の釣りに行った記事

式根島キンメでシールもらってドヤッ顔で写真に納まったよ
上手くシャクれば!! 一荷も! カイワリの醍醐味満喫し自己最多
手乗りキダイに翻弄されてあわやあわやのアマダイボウズ!?
役満かも!?はメダイで…いつも通り白中ドラ(クロムツ)2
ほぼ尺…29.5センチの自己最大メバルでリアランサーに入魂
2024年伊豆初釣りはラスト入れパクしカイワリ20匹でどやっ
時化はあか~ん!! ドッタンバッタン魚信だせずシロギス21匹
走水黄金大アジとはいかなかったが30センチ級混じり28匹
役満かも?な引きはサバのみで。またも白ドラ(クロムツ)3
2024年は幸先よすぎ!! 初釣りでアジ105匹+シロギス20匹
オーラスで役満(アカムツ)あがれず白ドラ(クロムツ)3で
2023年の帳尻合わせ第1戦はカイワリツ抜け達成でどやっ!!
津波注意報の中白間津まで行ってうどん食って帰ってきた
寒さと雨で午前は瀕死…陽がさす午後にアマダイ2匹で帳尻
夫婦そろって束超え…合わせてアジ242匹って粂丸の奇跡?
へたさん来たらやっぱり…でもカイワリ3匹で痛風には十分
入れて入れて休んで入れて…1回旋回半夜クロムツであわわ
ガツ~ンと穂先持っていく夏秋の癒しの釣魚アカハタ初挑戦
ゲスト含め渋かった!! でも満足サイズのアマダイゲット♪
シロムツ本命宣言したら2匹だけ。ほかは痛風に悪そうな…
唯一のこれは!?な魚信は奪食いで…伊豆アカムツまたも撃沈
元気なのはサバとカマスだけで美味しいお刺身はいずこへ?
猛暑日に釣りは本当にあかん…脇腹攣って船上で悶絶したよ
隣でキハダ26キロ+カツオ3.6キロ…でも、僕はノーピク
キャストは少しは様になりシロギス久々に大人になれて24匹
極技 湾フグは2投で入魂するもシロギスはやっぱり苦手だ…
メバル煮付け級1匹だけだがA5級アジ多数+人生初キジハタ
妻と二人がかりでジャスト束!! 全部干物サイズで満足度◎
タコを触れずにキャーキャー言うことすらできなかったのよ
宇佐美の「へたさん来たら釣れない」がまた始まってしまう
人生二度目の新島キンメは…底も魚信も取れず大撃ち~ん
朝からキスで夜はアナゴで下手さ加減を思い知らされた一日
城ヶ島沖クロムツは魚信少なめも釣れれば大満足サイズで♪
久々フォースに気をよくするもオキアミ有利でカイワリ7匹
GW第2戦は待望の凪!! いつもの如く撃沈しマゴチ1匹だけ
強風に苦しみ触手に苛まれ釣り方見失うアジ・キスリレー
予期せぬ大時化にアジツ抜けせずクロダイで帳尻だけ合わす
ちょい時化だけど猿アジはぽつぽつ…後半凪たらし~んと
昼までノーガコッ伝説継続…ヤヴァいかもで一度だけガコッ
気難しいアジに苦戦も46匹。シロギスは釣り方掴めず9匹だけ
驕る下手は久しからず。ノーガコッ伝説が今日始まったよ
ウィリーもカブラも無視するカイワリなんて大嫌いだぁあ
予想以上の時化に軽く船酔いげんなりしつつクロムツ6匹
尺には遠いが長井沖で人生初のイワシでメバルをゲット♥
猿アジ冬のトリプルまつり開催中でアジフライ半年分57匹♪
魚信を出せず心荒む展開も熟アマダイ(45)に慰められる
電車故障・潮超速・偏光グラス破損…ハードラックな1日
食っておくれと泣いてます…越冬シロギスでヒュルリララ
ほぼ25upのA5ランクアジで初釣りビシアジデート大成功
アマダイのやる気感じず…なんとか雑煮の具&ステッカー

著者: へた釣り