ゴールデンウィークは釣運って物に見捨てられてるかもな釣行第3弾(第2弾の夜アナゴは明日釣行記書くね)である。前回ボウズに終わったクロムツにリベンジし、4匹以上釣って無事進級といきたかったのだが……追試も0点で留年確定。メダイ2匹で溜飲下げるも…クロムツどこ行った?
前夜の夜アナゴからの連荘になるので、羽田・かみやの場合前日に釣り座を確保できる。投入しやすさを考えると大艫希望だったが、昼に釣行した人が既にリザーブ済み。右舷の舳を予約した。11人乗船で11番目に到着して舳に入れるのであるから、これはなかなか気分がよい。右舷は6人。オマツリ&スミヤキによる高切れが怖いのでオマツリを回避しやすい釣り座を確保できたのもうれしい。
船はいつものように剣崎沖へと思っていたら、剣崎を通り越して洲の崎沖へ。水深も250メートル以深でときには300メートル超えのポイントでの釣りとなった。できることは1つしかない。オモリが着底したら10メートル巻きあげて50センチ刻みでストン、ストンと落としていく。ストンと落としたて5秒以内に魚信が出ることが多い。馬鹿の一つ覚えといってもこの釣り方を覚えたのはほんの数釣行前なので一つ覚えもやむなしと開き直ってやり続けるしかない。
1投目でいきなり仕掛け投入中に落下が止まる。オマツリしないようにと、巻き上げに転じると、想像以上に力強い引き。サバの一荷? ハリス切れならOKと竿をほぼ真下に向けて全力巻き上げ。ときどきドラグが滑るが主導権を相手に渡さない。海面まで仕掛けが来た。横に走るサバ特有の動きがない。水面に見えたのは、パワーがすごいと噂では聞いていたエチオピアことシマガツオ。あまり歓迎されない魚のようだが、初めて釣った魚なのでこれはこれでうれしい。血抜きしてお持ち帰り♪
バンバン魚信ってくるという感じではないが、生命反応はある。モゾモゾとエサがいじられている気配がありシロムツが釣れる、クロムツへの期待感がある竿先をガコガコさせる明快な魚信がほしい。スミヤキは何匹釣ってもデカッw船長が引き取ってくれるという約束だったので、この際スミヤキでもいいのになぁと焦れていたらようやく最初の竿先ガコガコ。引きが重いのでクロムツなら大物!? でも、巻き上げ中に大人しくならないからクロムツではなさそう。メダイだった。その30分後にもう一度よく似た魚信があって、これもメダイ。
メダイが釣れるならそのうちクロムツもと考えていたのだが、それから沖上がりまでの3時間の記憶があまりない。ずっと頑張って釣り続けてはいたはず。船中、小ぶりなキンメダイが釣れていたのも見たような気がするが、へた釣りの頭の中は「クロムツ~どこ~~~~!?」だけである。帰宅後に見たかみやの釣果報告によると、クロムツは船中3匹で、この日はキンメを狙っていたんだそうだ。クロムツの追試を受けに行ったつもりだったけど、テスト会場を間違えたみたい。というわけで、クロムツは留年決定。
著者: へた釣り