7月はこのうらみ!! はらさでおくべきか月間にしてアカムツ、タチウオ、アジ、イサキにリベンジ釣行すると決めたが。早くも0勝2敗1分で負け越しが決定した。タチウオ→アジリレーの釣果は、タチウオは4回しか魚信なくボウズ。アジは23匹釣ったが型も数も復讐成功とするには無理がある。
タチウオはダメかもという予感は前日に釣果をチェックしたときから予想はできていた。海堡周りの浅場は壊滅的で、タチウオの主戦場は金谷沖の水深100メートルに移っていた。羽田・かみやからタチウオ→アジリレー。浅場でタチウオが釣れることを前提に組まれたリレー企画である。それでももしかしてと思い電動リールを一応持っては行ったが……桟橋に着いてみると片舷11人。この人数で深場に行くとオマツリ地獄&ラインブレイクで阿鼻叫喚だ。あ~らら、と思いつつ空いている席を探していると、舳先でハゼ釣りをしている人…見覚えがある。みのろうの釣り雑記のみのろう名人である。みのろう名人は左舷の舳先。へた釣りは左舷の3番目に釣り座を決める。名人の釣り方を横目で見て勉強させてもらうつもりだった。
船は海堡の手前で減速する。周りには何隻がタチウオを狙っていると思しき船があるが、めぼしい反応はないらしく散らばっている。デカッw船長もタチウオの反応を探して、減速したり加速したりを繰り返してくれるが、なかなか止まれない。ようやく止まっても数投したらすぐに移動の繰り返し。海堡周りの浅場は壊滅的という情報通りの散々な滑り出し。魚信なんて一度もなしに時間だけが過ぎて行く。そうこうしているうちにほかのタチウオ船が急に南下を始める。デカッw船長もこれに追随する。
第二海堡の周辺にタチウオ船団ができていた。ポツンポツンというペースではあるが、船中タチウオが取り込まれているのも確認できる。船団に合流して釣り開始となったが……魚信がない。タチウオからのコンタクトがないので、誘いの速度や幅をいろいろ工夫してみる。みのろう名人がタチウオを釣り上げた。名人の技を観察している余裕はない。なんとか魚信を出そうと自分のことで精いっぱいだ。魚信は4回あった。みのろう名人も左舷艫で釣ってたOK名人も「誘い続けると掛かった」と言っていたが……掛からない。なんせ1割打者である。4回しか魚信がないんじゃどうもならない。魚信もほとんどなくなり、10時にはアジにリレーすることに。タチウオは2時間だけで撤退した。
コマセが配られアジにリレー。といってもタチウオの調子が上向けばタチウオに戻るという作戦だったようで海堡近くで釣り始めるが、これまた全く魚信がない。あまりに何も起きなさすぎてそろそろ心が折れ始める。10時半ごろにはタチウオは完全に諦めてアジ狙いに切り替えるとのアナウンスがある。船は北上して本牧沖へ。メバル釣りでよく来る国際埠頭の堤防近くでの釣りとなった。本日1匹目の魚…カサゴが釣れる。11時半に少し沖に移動してアンカーを入れての待ち伏せ作戦に切り替え。
ここでようやくアジの魚信。置き竿にしてご飯を食べていると魚信が出た。その後もなぜか置き竿でなら魚信がでる。竿を持つと……アジの小さな魚信が取れてしまって微妙に仕掛けを動かしてしまっているのかも? アジが針に触れてきている感触があっても気づかないふりして無視する。鈍感であれと自分に言い聞かせるような釣りをしていると、ペースアップ。ダブルも何度かありで23匹のアジが釣れた。その後、北上しいくつかのポイントを攻めたが魚信なしで沖上がりの時間に。復讐成功という釣果ではない。なんとか引き分けに持ち込んだって感じかな。帰港後、桟橋でしょんぼりしていると、ドン・サイ~キがマダコを、ダンディちゃまが船上干ししたスルメイカをくださった。
著者: へた釣り