32センチのカワハギを釣ることを目標にしているが…なんだかなあ。竹岡沖はいつもの通りに渋め。数は見込めない状況で良型が狙えるポイントを攻めてくれたと思う。TKB寸で77センチあったので期待通りの釣果のはずなのに…すぐ横の人に悲願の32センチをあっさり釣られちゃうと…。
来週はかみやカワハギ大会なので、その練習を兼ねて羽田・かみやから。大会は1匹全長勝負なのでここらで一発尺超えを果たし、できれば32センチ超えも果たして江戸前ワンシーズンカップにランクインもと目論んでいたのだが、そうそう上手くいくもんではない。桟橋に着いてみると潮先になりそうな気がする左舷舳から2番目が空いている。本日は夜光の棒を仕掛けの上に、仕掛け下部にはラバマックスを吹きかけたヒラヒラを付けてスタート。
竹岡沖まで1時間。水深28メートルと少し深めのポイントで釣り開始となった。オモリが着底したら大きく底を切ってからタタキ下げ。底から1メートルくらいを仕掛けをフワフワと動かしながら念入りに探るといういつもの作戦。活性は悪くないように感じた。宙でカワハギが幹糸に触れるカサカサとした感触がある。無理にかけるのではなく誘い下げ続けると1匹目。釣り開始からわずか9分だったのでスロースタートのことが多いへた釣りにしては出だし快調。ただし、サイズは15センチ以下(リリースした)。その後しばらく針掛かりさせられずに苦戦するが、15分後に竹岡レギュラーサイズの20センチが釣れる。
型はイマイチだけど開始30分で2匹も釣れたので今日は数が釣れるのかな?と淡い夢を一瞬見たがその後沈黙。宙では全くカワハギの気配が感じられなくなる。1時間以上何も起きないので暇つぶしにくらげ星を投入してみる。これがハマったのかどうかは定かでないが11時過ぎに25.5センチのまずまずサイズをゲットする。さらにその5分後には22センチ。4匹ゲットでTKB寸66.5センチ。数、型ともに微妙な感じになってしまった。
ポイントは浦賀航路内の30メートル以深に移り良型への期待が高まる。仕掛けの上下をラバマックスの臭い付きゴム製集寄ではさんでみる作戦に切り替えたが、魚信は遠いまま。そしてそれがやってきた。ただしへた釣りの元にではなく、舳の人のところに。横で釣ってたへた釣りはタモ係。海面に現れた姿を見て尺はあるとはすぐに分かったが、デカッw船長が計測すると32センチちょうど。垂涎の1枚を横の人にかすめ取られた気分。口では「すごいですね、おめでとうございます♪」と愛想よくしていたが、内心穏やかでない。目標が1ミリ長くなって32.1センチになっただけだもんねと気持ちを切り替える……なんて、無理。
でも、おかげで気合いが入った。すぐに24センチを追加。15分後には22センチ。30分ほど時間が空いたが満足サイズの27.8センチが釣れる。これでTKB寸は77.3センチ。いつもなら型狙いの練習釣行は大成功と喜んでいるはずなのに……。今度こそ、へた釣りの元にそれがやってきた? 沖上がり10分前に竿先をガガガと引き込むカワハギらしい魚信。竿を持ち上げると激しく引き込みなかなか底を切れない。手応え十分だったので針掛かりはしているのだろうと、少し強引に巻き上げに転じると……バレた。これにて本日終了。
著者: へた釣り