31.1センチ以上のカワハギを釣るなんて新たな目標を立ててみたものの……最大の目標だったTKB予選突破をクリアして燃え尽きた? 羽田・かみやから6戦目のカワハギ釣行。尺ハギ狙いで相性のよいデカッw船長船だったので安心していたらどんぶらこな海になす術なく今季最悪。
竹岡沖の調子がいくらか上向いているからか、19人の釣り客。桟橋に着いてみるとなぜか右舷から席が埋まっている。確認していた予報では風はほぼ無風だったので潮先を特定できずにいたのだが……。なんとなく右舷というのも他人の尻馬に乗ってるようで気分が悪い。左舷の舳から2番目に釣り座を決める。数ではなく型狙いなので席はあまり関係ないと思っていたのだが、今日に限ればこの釣り座は選択ミスだった。
船は1時間半かけて竹岡沖へ。予報が変わったのが海が悪い。飛沫を被るので操舵室の後に避難することに。風はさほどではないので昨日吹いた沖の強風で発生したウネリが湾内まで届いているのかな? 船は8時50分にポイントに到着する。少し船が上下するが宙で釣れないほどではない。仕掛けを入れるとすぐに魚信がある。宙層フワフワではエサを取られて終わり。誘い下げてカワハギを下向かせてもちっとも針掛かりしない。あれれ? 先週までうまくいってた釣り方が通用しない。
こうなると軽くパニックを起こす。両隣でカワハギが釣れた。デカッw船長からも流し変える度に「3枚くらい型見ました」なんてアナウンスがある。すぐ横で釣れているのを見ても、釣ってる人はちゃんと釣れてると教えてもらっても、全く釣れる気がしない。エサは頻繁に取られる。宙で気配は感じる。魚信も出せる。それでも全く針掛かりしない。やっと何かの間違いで1匹目が釣れたのは10時ちょうど。釣り始めて1時間以上経ってから。サバフグやカサゴなら釣れるが午前中に釣れたカワハギはこの1匹だけ。
ウネリで船がどんぶらこどんぶらこと上下しているのが釣れない原因だってことは気付いている。だからといって底でタルマセ気味にして釣るのは型狙いを宣言しているので潔くない。縦の釣りに徹したけれど、どんぶらこに合わせて仕掛けが上下してしまっている。それでも魚信までは出せるが誘い下げとクワセの間を作ることが上手くできてない。12時半まで1匹もカワハギを追加できなかった。このままでは釣果1匹……さすがに方針転換。仕掛けを底用に変えて底での釣りに切り替える。すぐに15センチくらいのカワハギ。続いて22センチ。お次はいい引きだったけどカゴカキダイ。
一応3匹釣れたのでTKB寸を計算してみると55センチくらいしかない。尺狙い宣言をしててこれじゃなぁと頭を抱える。14時少し前に22センチのカワハギを追加してTKB寸を62センチまで伸ばしたが本日はここまで。どんぶらこな海で宙釣りができないと貧果に沈むことはこれまでも何度もあった。分かっているのに何の対策もできてない。もう少し底での釣りもできるようになっておかないと。釣り座を胴寄りにしとけばどんぶらこの影響が少なくて済んだかなぁ?
著者: へた釣り