ちょっぴりさげぽよ~。釣ってる間は最後まであきらめずに頑張ろうと、無駄にハイテンションだった反動が…。メバル11匹、最大サイズ25センチと……ま、普通の結果だった。船長にも席にも恵まれ、もう少しイケそうな気もしていたのだが、スタートダッシュでつまずいたのが尾を引いた。
受付番号は31番。40人参加の大会なので毎年大会の日にしかメバル船を担当しないデカッw船長の船しか空いてないだろうと諦めながら桟橋に向かうと、なぜか今年は怖い顔(怖いのは顔だけだけどね)船長とデカッw船長の船が均等に埋まって行っている。デカッw船長から「納豆牛乳用意して待ってますよ」と謎の言葉をかけられるが、一瞬の迷いもなく怖い顔船長の船を選ぶ。大阪人のへた釣りは納豆が大嫌いだっ!! 引いた籤は右舷の舳。怖い顔船長の操船は左舷の胴より少し前寄りから根に入っていくので、特等席ではないにせよ、悪くない席ではある。デカッw船長から「その席で釣れなかったら何も言い訳できませんね~」とプレッシャーをかけられ、H林達人、M達人などなど寄ってたかって「その席で釣れないようじゃどうしようもない」とからかわれる。もちろん釣る気はあるけど……腕がね…。
船は15分ほど走って、多摩川河口の百目タイタンと勝手に呼んでいるビル周辺の堤防から釣り開始。いきなりモーニングサービス確率変動中のポイントを引き当てる怖い顔船長はさすがである。周りでパラパラってメバルが釣れる。そのときへた釣りは……なぜか仕掛けの投入が遅れた上に根掛かりでモタモタ。スタート直後に大転倒した感じ。背後でこのわずかの時間帯に異次元E本さんは17匹も釣ったそうで……大転倒した上に踏んずけられてすっかり意気消沈。以前、カワハギ船でご一緒させてもらったときにも感じたが、この人の手返しの速さって何なんだろう。異次元E本さんは20匹釣って数部門で2位に入賞した。
開始早々脱落した感のあるへた釣りの竿にようやく魚信があったのは、釣りを開始して15分くらい経ってから。モーニングサービスが終了してしばらくしてからだった。それなりにいい手ごたえだったのだが、メバルの力強い引きではなく、横へ横へと走る引き。メジナだった。もちろんリリース。次の魚信があるまで30分ほど間が空く。ようやく今度はメバルでしょな引き込みがあって、25センチのメバル。続いて、シーバス(セイゴ以上フッコ未満)は抜き上げバラシ。さらに続いてこれは違うぞな魚信があってアジ。釣り開始から1時間で4回魚信があって、うち3回はメバル以外の魚……何か間違ってる?
百目タイタン周辺で魚信が遠くなり、船は少しずつ南下しつつの拾い釣りに。潮の色はいい感じにカフェオレ色になっていたのだが、天気がよすぎるせいかなかなかメバルが口を使ってくれない。大黒周辺を経由して本牧の国際埠頭へ。国際埠頭は良型メバルを釣ったことがあるポイントなので大いに期待していたら、キリン(クレーン)前は大型船が2隻も入港中で釣りにならず。クレーンとは逆側のポイントを攻めることに。忘れたころにメバルが釣れるだけで数は伸びない。本牧沖を離れる時点でのメバルの数は8匹だけ。型も最初に釣った25センチが最大と順調にサイズダウンしていっている。
本牧沖に見切りをつけた船長は再び大黒沖へ。大黒沖も魚信が遠く、結局朝に釣った百目タイタン周辺に戻ることになる。怖い顔船長いわく「柳の下に2匹目のどじょうはいないんですよね~。たぶんダメだろうけど…」。船長も相当困っていたようである。ただし、2匹目のどじょうはちょっとだけいた。ここで3匹追加し、メバル11匹で終了。ただしサイズは最初に釣った物が最大で25センチまでだった。かみやのメバル大会は26センチくらいが入賞ラインのことが多いので、どう考えても足りない。数は朝の30分間に異次元E本さんが釣った数にも及ばないのだから論外だ。
桟橋に帰って表彰式。型部門の1位は27センチ。3位は25.9センチだったので0.9センチ足らず。数部門の1位は24匹。ダブルスコア以上離されていた。でも3位は15匹だったので4匹足らず。最初の出遅れでどうなることかと思ったが、終わってみれば良くもなく悪くもなくな結果。ちなみに数部門・型部門ともに1位~3位まで怖い顔船長の独占だった。選ぶ船だけは間違えてなかったようだ。残念賞の抽選会で2000円割引券をもらう。ちょっぴりうれしかった。
著者: へた釣り