へた釣りの趣味に付き合ってくれる子供たちにはなるべく楽しく過ごしてもらいたい。子連れでフィッシングショーに行って子供が飽きちゃって早々に撤退なんて人もいたが、へた釣り家に玉砕はあっても撤退はない。来年からはもう行かないと言われないように、家族サービスの真似事だっ!!
ジャパンフィッシングフェスティバル2013の前半戦は大阪のおばちゃん大作戦に子供たちにも協力してもらったので、家族サービスは昼食を挟んで昼から。今年は、なぜか食べ物コーナーが変な方向に進化しまくっていた。これまで軽く昼食を済ませてから会場入りしていたが、ジャンクな食い物でよければ会場内で十分な感じに。富士宮やきそば、厚木シロコロなどプチB-1グランプリを楽しめちゃうのだった。各自、自分の好きな物を買ってきたのだが……へた釣りは富士宮やきそば&佐世保バーガー、妻1号はもちもちポテトとビール、子供1号は長崎ちゃんぽん、子供2号は三色丼。名物に美味い物なしというが、B級グルメに不味い物なし! 全部美味かった!! なかでも一番人気はもちもちポテト♪ あまりの美味さにオカワリしちゃったもんなぁ~。もう少し、テーブルをたくさん用意してくれたらゆっくり食べられてもっと満足度が高かったのになぁ~~~~~。
昼飯が終わったら、ホンモノのマス釣り大会。昨年はものの2投で規定数の2尾を釣りあげてしまったので、今年は餌を飲みこませずに口にしっかり掛けたもの勝ちというルールに。インストラクターの先生がついて面倒をみてくれるのだが、先生のいうことをほぼほぼ無視して早アワセしまくりで、先生がちょっとムッとし始めるw 先に2尾釣りあげたのは子供2号。でも、1匹は針まで飲まれてしまったので減点。子供1号はバラシ多数で苦戦するも、ちゃんと2匹とも口に掛けるのに成功していて、「上手だねぇ~」と褒められていた。20センチくらいニジマス4尾をお持ち帰り。オリーブオイルでジャガイモと一緒に焼いて食った。
続いて、ザリガニ釣り。釣りというか…トレブルフックでザリガニを引っかけて釣りあげるという遊び。子供2号だけどうしてもやるというので、子供1号とへた釣りは観戦。5匹釣りあげるまで遊べ、2匹もらえる。ザリガニなんて持って帰っても仕方がないと思ってたら、「持って帰る」と言ってきかない。「どうするの?」と聞くと、なんと家で買っているカメ(←こいつも縁日ですくった)の餌にするらしい。というわけで、フィッシングショーで引っかけられたザリガニ2匹は、カメの水槽に入れられ、ものの10分もしないうちにカメの胃袋に収まった。カメってザリガニ食うんだなぁ~。
会場内にもどって、ネイルスプーン教室へ。これは今年から始まったイベントだと思う。指の爪より少し大きめのサイズのスプーンにマニキュアのような物で色を塗ったり絵を描いたりする。シンナーの臭いが大嫌いなへた釣りは写真だけ撮って早々に退散。妻1号&子供たちの3人でなにやら一生懸命作っていたが、出来上がったものを見せてもらうと微妙な感じ。へた釣りの不器用なのが遺伝してしまったんだろうか?
不器用なくせにいろいろ作ってみたがる気質も遺伝したようで、ジャッカルブースにて、ルアーペインティングにも挑戦。子供1号の塗ったルアーはなんだか釣れそうな感じに見えたので、「今度北海道に行くとき持って行って釣ってみれば?」と言うと、「餌の方が釣れるからパパがこれで釣りなよ」。……ルアーを信じない精神も遺伝してしまったみたいだw
15時になって、これ以上粘ると帰りの電車が激込みになるので、会場を後にする。「来年もまた来たい?」と聞くと、「来たい」と即答してもらえたので、ちょっぴりうれしい。一番何が楽しかったかを聞くと、子供1号は「じゃんけん大会♪」……帽子もらったからね。子供2号は「うきまろの抽選会」……何回挑戦した? 鉛筆とステッカーが1ダースずつくらいあったぞw 妻1号「もちもちポテトとビール」…あんたはビールさえあればだもんね。へた釣りは……何が楽しかっただろ? ぼんやりといろいろ楽しかったけど、何か1つ選べと言われると…フォースマスター400触れたことかな。
著者: へた釣り