週末になると、子供たちが目を覚ます前に竿を抱えていなくなる。釣り好きパパは子供から見れば行方不明なのである。国際フィッシングショー2012ならば家族連れで楽しめる? 横浜よりも浦安に行きたいって? 浦安って船宿じゃないよね? というわけで釣り好きパパの家族サービス?
国際フィッシングショー2012はそれなりに家族連れで楽しめるようになっている。マス釣り体験ができたり、ザリガニを釣れたり、ドジョウをすくえたり……主催者側も毎週末行方不明になっている釣り好きパパに気を使ってかそんなイベントを用意してくれているのである。でもって、釣り好きの遺伝子を受け継いでいるであろう子供たちを釣りの虜にして…という目論見があるのかどうかは知らないが、ショーの主催者だけでなく、各出展者も子供が喜びそうなイベントを用意してくれている?
以下、子供が喜んだ順に紹介していく。やはり、一番うれしかったのは、マス釣り体験だったようだ。ぶどう虫を餌にプールに放たれたマスをのべ竿のウキ仕掛けで釣るのだが、釣り好きパパの遺伝子を受け継いでいる子供たちは竿先から伝わってくるマスの引きが楽しくて仕方がないようだ。子供1号&2号には、ウキは着水したら少し引いてハリスを張ると教えてあるので、ものの5分で規定の2匹を釣りあげて、指導員の優しいおじさんたちに「上手だねぇ」と褒められてご満悦の様子。
DUELブースで体験したルアーを自分でデザインする作業も楽しかったようだ。子供1号は「西表島でナンヨウチヌを釣るためのルアー」という目標を決めて、シャッドのボディをピンクに頭を赤、なぜか背と腹は銀色に塗って、それだけではかわいくないと、銀色で水玉模様に。子供2号は「おじいちゃん(北海道の師匠)のためにアキアジ釣るルアー」を作ったみたいだ。金色と銀色で全体を塗って顔だけ赤…なんだか豪華な感じのルアーになっていた。
子供が喜ぶといえば、うきまろ。黄色で丸っこいキャラって子供には鉄板でウケるものなのか? 会場にいる子供たちの大半はうきまろの風船持ってたもんなぁ~。がまかつブースに設置されたスタンプラリーでハンコを3つ集めて抽選会。なんと、うきまろのぬいぐるみ(3等賞)が当たった。ぬいぐるみはチャックと肩紐をつけて、子供用の釣り具入れのリュックに改造してやろうと狙っているのだが、「うきまろがかわいそう」という理由で却下されてしまった。
ドジョウすくいはオタマを使ってボウルにドジョウを入れるだけのお遊びなのだが、オタマからヌメって逃げるドジョウの姿が子供にはウケるらしく。ボウルがドジョウでいっぱいになって、地面にこぼれ落ちるまで頑張ってすくっていた。大人から見れば何が楽しいの?って感じなのだが、まぁ、喜んでくれていたようなので、好きなだけすくって楽しめ!
著者: へた釣り