竹岡カワハギは生物学的には同種でも釣魚としては別種!

カワハギタイトルは完全に負け惜しみである。浦安・吉野屋から今期二度目のカワハギ船に乗ってきたのだが……結果は7匹と大惨敗。途中から全く釣れる気がしなくなってきたのであるから、竹岡沖のカワハギの攻略法を根本から見直す必要がある。

竹岡沖のカワハギは難しいという話は、伊豆でカワハギ船に乗ったときに聞いた。「カワハギはそこそこやれる気でいたんですが、竹岡沖では全く釣れない」。師匠も似たようなことを言っていた。「竹岡沖のカワハギは餌だけとって針にはかからない個体だけが生き延びて進化している」。そんな馬鹿なと思っていたのであるが、とうとう身を持って思い知らされることに。

仮説1 混んだ船上では叩くと得するのは両隣の釣り人
竹岡沖に到着すると、大船団ができている。一隻に20人乗っているとすると、30隻以下には見えなかったので、600人以上の釣り人がカワハギ狙って釣り糸を垂れている。吉野屋だけで三隻も出船してるんだもんなぁ~。いつも通りに底で叩いて聞きあげて宙層で魚信を出すという釣法で釣り始めたのだが……釣果が伸びない。おかしいなと周りを見ているとあることに気付いた。へた釣りが叩くと両隣が釣れるのである。叩けばカワハギは寄ってくる。でも、釣れるのは両隣。後ろにも中錘をつけて叩いている釣り人がいたのだが、やはりその人の両隣は釣れているのけど叩いている本人は釣れてない。実験しようと、叩くのをやめると、両隣の魚信が減るのであるから、混み合った船上では叩いても無駄だってことに気付き始める。魚信が遠くなり焦れて叩くと、やはり両隣が釣れるのであるから泣きたくなる。

仮説2 フワフワよりも底に着いたらクンッとしゃくる
叩くのをやめて宙層フワフワに切り替えたのだが、釣れている人の誘い方は、フワフワ(錘を動かさないようなイメージで竿先を細かく上下に)ではなく、20センチくらいクンッと聞き上げるような動きであったように思える。聞き上げて静止させた直後に魚信が出ることが多い。竿先を見ていると、底→聞きあげ→20センチくらい底を切って静止→竿先を降ろして底の取り直しの繰り返しだったような……。同じように誘おうとしたのであるが、これが意外と難しい。中錘が邪魔だったと気づいたのは船を降りてから……叩き不要で、魚信や底をとりやすいように中錘なしの方が明らかに竹岡沖では有利なような気がしてきた。

来週も、上の仮説を実証するために挑戦してこよう。狙いは、集魚板や中錘が付いていて叩きそうな釣り人の横で、単純な胴突き仕掛けで底をとったらクンッ。これで釣果が伸びれば、竹岡カワハギ攻略の糸口になりそうな気がするのだが……上手くいくかどうかは……海って毎回違うからなぁ~。



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2010年11月14日 12:03

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著者: へた釣り