アカクラゲの猛襲にLTアジなんて大嫌いだァァァァとなっていたはずなのに、品川 中金からライトタックルアジ・シロギスのリレー船に乗ってきた。リレー船なのでアジ釣りは3時間くらいなのだが……入れ食い、入れ食い、休む間がないってくらいの入れ食い。LTアジって本当に面白い!
品川駅から徒歩10分にある釣り舟、中金。船長さんが親切で感じのいい方だったのと、一発で入れ食いポイントに船を付けてくれた判断のよさにすっかりファンになっちゃいそうなのである。受け付けは屋形舟の事務所でするのだが、そこにいるおばあさんの昭和の下町の香りもなんだか好きだったりする。7時30分出船で、長浦というポイントへ。「コマセしっかり撒いてねぇ~」という船長さんの合図で釣りスタート。といっても、コマセをしっかり撒いた(魚が掛からずに仕掛けを回収した)のは最初の1回だけw 2投目からはタナでビシを振ると、すぐに竿先がビビビと揺れる。魚信が落ち付いても竿先をゆっくり上下させて誘いを入れると、すぐにビビビで、3時間で64匹のアジ(20センチ以上中心)。タバコを吸う暇どころか、水分補給する暇もない忙しさ。11時30分まで休憩なしでアジを釣りまくる。
釣果:
マアジ 64匹 (自己最高…1日やってれば束超えできたかもw)
サッパ 1匹
タックル:
竿 シマノ ベイゲーム ライトM190
リール ダイワ AIRD 100R(PE 1.5号)
ビシ 40号(レンタル)
●LTアジの反省点:
・とにかく手返しがよろしくない。船長が同じ時間で94匹釣っていたことを考えると、魚を外す、コマセを詰める、手を洗うという一連の動作をもっとスムーズにできるようにならないとダメだなぁっと思った。魚を足元に落として追いかけてる時間がもったいないw しかし、アジって素手で触るとかなり痛いと思うのだが……どうしてみんな平気なんだろうか?
・取り込みは相変わらず下手。ロッドホルダーに竿を置いて、ビシを取って、仕掛けのテンションを保ちながら手繰り寄せる。頭では分かっているのに……なかなかうまく出来ない。たくさん釣れたから気にならなかっただけで、20匹近くは水面でバイバイしている……これが、また、いいサイズのやつほどハズれるのだwww 慣れるしかないんだろうなぁ~。
リレー船なので、後半は盤州沖水深6メートルでシロギス釣り。投げ釣りでは何度も狙ったことはあるが、船からは初めて。シロギス天秤(アーム15センチ)に仕掛け(1.2メートル)を付けて、軽くアンダースローでキャストして、ゆっくり手前に引いてくると、竿先にプルルという魚信が出る。アジのビビビとシロギスのプルル……この2種類の魚信を1日で楽しめるのがリレー船の面白さだと思う。でも、魚信は出るけどなかなか針かかりしない。投げ釣りのときはリーリングで巻きあわせのはずなのだが……巻き続けるとプルルとしなくなる。リーリングを止めたり、軽く合わせてみたり、送り込んでみたり、いろいろ試行錯誤をしてみたのだが……苦戦した。ベテランっぽい人は、キャスト用と足元用の竿を2本出して釣っていた。置き竿でも結構釣れていたようなので……むこう合わせで釣れるはずなんだけどなぁ~~~~。
釣果:
シロギス 22匹 (15センチ以下が多い)
ニベ 2匹 (20センチ)
イイダコ 1匹
タックル:
竿 ダイワ FIELDER KISU 180
リール シマノ レアニウム CI4 2000S (PE0.8号)
錘 20号
●船シロギスのお勉強
・キャストはシロギス天秤+吹き流し仕掛けで、脚元は胴付きの仕掛けで錘を5センチくらい底から上げて狙う。 しかし……これってオマツリしないのかな~~~?
・キャストは、投げ釣り同様、引き釣りが基本で合っているようなのだが、リーリングのスピードはその日の魚の活性によって違うので、最適なスピードを探すのがこの釣りの肝らしい。餌のタラシの長さもいろいろ試してみると、釣果が上向くことがある?
・仕掛けの針は流線とストレートがあるが、活性が低いときは流線で確実に、活性が高いときはストレートで積極的に合わせてくという使い分けがよいらしい。
著者: へた釣り