LTウィリー、マゴチにメバル。行きたい釣りが多すぎる。予報はよくない。午後から南西風が10メートル。館山沖はウネリまくりそうなのでパス。大貫沖のマゴチもタナのキープが辛そう、と消去法で選んだメバルだが、行ってみれば大正解! メバル率8割超えでクーラーが金色に輝いた!!
土曜日の昼過ぎまで、何を釣りに行こうかなぁ~と悩み続け、風裏ありの湾奥でないと…釣りにならないかもと考えて、羽田・かみやのメバル船を予約した。かみやのメバル船は団体さん(2家族?)の予約が入っていたようで、右舷は全部埋まっている。左舷も前から2人。左舷の3番目に釣り座を決めた。考えて選んだわけではないが、結果的にはこれが大正解。港を出た船は、本牧沖の日曜日限定ポイントをスルーして第二海堡のメバルポイントへ。
空は薄曇り。このまま晴れるなぁ~という祈りは虚しく、第二海堡に到着したころには太陽が顔をのぞかせている。風はなく凪。第一投目でいきなり、メバルのダブル(ただし1匹海面バレ)!! 曇り空じゃないとメバルの活性は上がらないとこれまで4回の釣行で思い込んでいたが、春の濁り潮の効果なのか、この日のメバルは青空の下でも超高活性。しかも浮いているらしく、上針から食ってくるので多点掛けが狙いやすい。続く第2投目で、今度はバラシなしのダブル。
この日は風向きと潮の関係で船は後ろへと進んでいたようで、艫側から釣れ始める。へた釣りの左隣にもう1人釣り人がいたのだが、この人はメバルのトリプルありで絶好調。へた釣りも負けじと追い食いを待ってメバル×2、カサゴ×1の針数釣りができた。こうなるとメバル釣りは滅茶苦茶楽しい。カサゴが混じらないのもメバルの魚信に集中できていい。カサゴが掛かっても極小サイズなので巻き上げずにメバルの追い食い狙いに使えるしね。開始一時間の手ごたえは、50匹超えるんじゃない?だった。まぁ、1日絶好調なんてことはないw
残念なことに10時過ぎから少しずつ南西風が強まり、海に白波が立ち始める。それでもしばらくはメバルのダブルあり、25センチの満足サイズのメバルありと好調を維持していたのだが……正午になると錘を底にキープするのに骨が折れるほど船が上下し始める。へた釣りはこの日、シーバス師匠からいただいたホゴ錘をつや消し黒塗装した錘を試していたのだが、ホゴ錘の根掛かり回避能力は悪くない。縦長のスリムな形状のため、錘を底にスティさせやすいし、その長さのおかげで錘が根を擦ったらすぐに竿を上げることで根掛かりの回避率は飛躍的に上がった。スリムな形状なので根掛かりからの脱出率はもちろん高い。
1時ごろ、第二海堡はウネリが酷く釣りにならない状態になったため、浦賀沖にポイントを移動し、ここで数匹メバルを追加してこの日の釣りは終了。メバルは25匹(うち、煮付けサイズは5匹)+カサゴ7匹(全部リリース)で合計32匹。メバル25匹は自己記録更新。気になるのは釣れるメバルの数に対する煮付けサイズ(20センチ以上)比率が下がっていることであるが、同じメバル釣りでも、開幕当初の大物狙いから春の数狙いに釣りが変わってきていると考えていいんだと思う。
著者: へた釣り