今シーズン、師匠とカワハギ釣りに行くのはこれが二度目。一度目は極鋭カワハギ赤 vs. 閃迅カワハギ……勝てる気しねぇ~~と惨敗した。その後8回にわたる一人釣行で閃迅カワハギに慣れ、いくらかは腕を磨いてのリターンマッチ。師匠とはじめて互角に戦えた。閃迅カワハギ最高!
イサキ以降、へた釣りのお気に入りの船になっている金沢八景・一之瀬丸から今シーズン10戦目のカワハギへ。極鋭カワハギレッドチューンの師匠に加えて、ダイワの白いヤツ「A-ブリッツ カワハギ」をいつの間にか新調していたユージさん、師匠のバス釣りの一番弟子のアラゾーさん、そして佐島港・海楽園で八目釣って好調のM田さんで、右舷をほぼ占領し、へた釣りにしては珍しいにぎやかな釣行。
ポイントはいつも通り竹岡沖なのだが、水温がいくらか下がってきたようで、浦賀水道のど真ん中、水深30メートル前後のやや深場を攻めることに。水温が下がって群れが固まり、深場となると、大物への期待も高まるのだが、残念ながらこの日のカワハギは渋い。コッと「餌だけ頂きましたよ!」という挨拶だけして、「許してくれよ~」なカッカーンな魚信にちっとも発展しない。
コッという魚信でワンストライク、コッ、コッで餌丸裸の三振バッターアウトで苦しんだのはへた釣りだけではなく、ほぼ全員。釣れてくるのはトラギス、ベラが多く、本命の姿は一流しで1匹か2匹見られればいい方といった状況。船宿の釣果風に書くと「どのポイントでもポツポツ魚信あり、喰い浅く拾い釣り」といったとこだろうか。バラシも多かった。釣れたものも口の皮一枚できわどいものが多い。活性は決してよくなかった。
タルマセたりタタいて聞き上げを繰り返すが、餌取りの活性が高く、本命は運よく混じる程度。餌取りを嫌ってタナを上げても、カワハギより先にベラやトラギスが喰ってくるのだから、師匠ですらも手を焼いたようだ。もちろんへた釣りは大苦戦。2回は20匹超えしてるしこんなはずじゃないのになぁ~と言っても仕方ない愚痴をこぼしながら、懸命に師匠に食い下がる。
で、終わってみれば、へた釣り15匹>師匠13匹。え? 勝ったの? 自分の釣果に納得がいってないので、全く勝った気はしないが、師匠とカワハギ釣りに行って、枚数で上回ったのはこれがはじめて。貧果の中での2枚差なので、勝ったというよりははじめて互角に戦えたというのが実情に近い。それでも師匠に「上手くなったよ」と言ってもらえたので、とりあえずはエッヘン! 今シーズン中にもう一度ご一緒できるといいのになぁ~。
より大きな地図で 2011-12-11 金沢八景・一之瀬丸 カワハギ を表示
著者: へた釣り