事前の調べであまり興味をそそられる展示がないなぁと感じていたが、大量の釣具に触れて説明をしてくれる人までいるんだからもうそれだけで大満足だった。ジャパンフィッシングショー2016にて釣具に囲まれ今年もハァハァ大興奮。これ欲しい!! 買ったぁ~~~!な物を紹介するぞ。
さくら高級釣竿はヨーダが受付をしていた。メタルトップの竿を開発しているという噂は聞いていたが「ゴトップ」と名付けられた合金穂先を採用したゼロテンション専用のマルイカ竿「金剛激まるいか竿 零168」の穂先の柔らかさは衝撃的だった。手感度を完全に捨てて目感度だけでマルイカの魚信を取っていく竿であるらしい。「カワハギは手感度が必要なのでマルイカ専用」とのことで使い途はないのだが…どんな具合の魚信の出方を楽しめるのかものすごく使ってみたい竿だったりする。欲しいよぉ~~、これ面白そうだからマジで欲しいよぉぉぉおおお!!
一番大きな声で買ったぁ~~~~!!と叫んだのがダイワで参考出品されていた「アンダーウォータースキャンダル」。100メートルまでの防水機能を備えた水中カメラで、仕掛けの途中に上向き、下向きいずれの方向にでもセットできる。録画された動画はSDカードに保存されスマホやPCに取り込むことができるそうだ。潮受けしそうなので混んでいる船上で使うと怒られそうだが自分の仕掛けが海中でどうなってるのかを確認するためにすご~く欲しい。発売が確定したわけではないがお値段は2万円以下になるとのこと。2万円の投資でへた釣りのブログも動画コンテンツを配信できるようになるなら安いもんである。
2つめの買ったぁ~~~~!!はフジワラが販売する予定の高機能保冷剤「クールガイ」。保冷剤を使ったことはあるが、数時間もするとすぐに冷えなくなってクーラーに入れておいてもほとんど意味のない物という認識だった。どう違うのかと問い質すと「どこから説明すればいいのか分からないくらいの別物」であるそうだ。20リットルクーラーなら2個くらい新聞紙にくるんで入れておけばクーラー内の温度を魚の鮮度を保つのに最適な3度前後に長時間キープしてくれるそうで、海水氷を作る必要がなくなるらしい。当然クーラーが軽くなるので電車釣行派にはうれしい。見つけたら絶対に買う。
カワハギ用の次期主力リールの本命はシマノの「スティーレ100XG」。重量的にも機能的にも申し分なく、メカニカルブレーキのノブが落ちないようになっているのもうれしい(←こんなこと喜ぶのはへた釣りだけだろうけどw)。触った感触も手に馴染んで、買ったぁ~~~~!!となるはずなのだが、お値段がちょっと高い。ネットで予約が始まっているが安いところでも3万円を超える。リール1台の予算は2万5000円までなので……せめて3万円を切ってくれていれば買ったぁ~~~~!!なのだが。
ダイワの製品から次期主力リールを選ぶとするとATDというドラグシステムが採用されている物から選びたい。理屈はよく分からないがATはオートマティックのこと。ドラグを細かく調整しなくてもなめらかに滑り出し、魚の引きに追従しながら効き続けてくれるらしい。今季もドラグの締めすぎでいい手応えのカワハギを何度かバラしている。ATDなら良型のバラシが減らせると期待したくなる。「エアド レッドチューン」がATDを搭載しているのだが…こちらも3万円を切る価格で買うのは難しそう。
著者: へた釣り