土曜日の午前中ならなんとかなるかもと風の予報とにらめっこ。なんとかなるかもと考えた時点で既に釣行することは決まったようなものである。羽田・かみやも「土曜日は大丈夫」と書いてる。手が勝手に半日LTアジの予約ボタンをポチッ。一夜明け家を出ると…風強っ!! ちょっとドキドキ。
かみやの桟橋に着く。それなりには吹いているが、もっと条件の悪い日に1日船に乗ったこともある。半日船なんてビビらずに1日船のLTアジ・シロギスリレーにしときゃよかったかなぁ~っと欲張ったことを考えてしまう。でも、午後は絶対に吹くよなぁ~と我慢。この後に及んで半日か1日船かで迷っている。本当に困ったちゃんである。半日LTアジは片舷3人。右舷胴の間に釣り座を決める。アジだから胴の間なら間違いないはず。船は定刻に桟橋を離れ30分ほどかけて中の瀬へ。多少波はあるが、飛沫を被ることもなくポイントに到着。
本日はいろいろ新兵器あり。まずは、「ワンタッチビシライト」。スナイプアームという細径の天秤にロングライフクッションの0.8mm-30cm。天秤とクッションは剣崎沖のウィリーイサキで効果があった(ような気がする)ので、LTアジにも流用してみた。ワンタッチビシライトは本日初使用。目詰まりもなく、ちょっとコマセが出すぎ?というくらい強く振らなくてもコマセが出る。潮の速いときは上窓を全閉にした方がいいかも。もう1つ気に入った点がある。金属製のビシに比べて掃除が楽。予備にもう1つ買おうと決める。
釣りの最中に使う物だけいれておく丈夫な防水バッグ「ストリームトレイル ドラムポーチ」も本日デビュー。予備の天秤&ビシ、仕掛け、財布、スマホ+Fishing Cube mini、煙草とライターを入れてちょうどいいサイズだった。飛沫を被れば防水性のチェックもできたのだが、残念(?)ながら、濡れなかったので防水性のチェックは次回以降の釣行のお楽しみに。
そして仕掛け。枝ス25センチのビシアジ用の仕掛けの針をほどいて枝ス15センチにして使ってみた。枝スの短いLTアジ用の仕掛けが売っているのを確認しているが、ビシアジ用の仕掛けがたくさん残っていたので枝スを詰めて使うことにした。短枝スの仕掛けが八景沖だけでなく、中の瀬でも効果的かどうかをチェックしたかった。
枝スを詰めた効果かどうかは分からないが、出だし好調!! 船中1匹目のアジをへた釣りが釣った(スロースターターなので珍しい!!)。その後も底から1.5メートルくらいでコマセを振ってあまり竿を動かさずに待てば、魚信が出る。開始1時間、9時の時点で11匹。へた釣りにしたらまずまずのペースだ。このままいけば40~50匹くらい行っちゃう?と気をよくしていたら、お邪魔虫が襲来。サバである。アジがほとんど釣れずにサバと遊ぶ時間が続く。引きは面白いんだけど……へた釣り家お持ち帰り禁止魚なのでリリースしていたら、船長から「タチウオの餌にするからこっちのバケツに入れて」と言われる。
サバを避けるために、タナを底1メートル以内にしてみたり、コマセを撒く量を減らしてみたり工夫はしてみたのだが、あまり効果なし。アジのサイズも落ちてしまい。竿先にアジらしき魚信はあるのになかなか針掛かりしなくなる。9時以降は時速4~5匹とペースダウンし、アジ25匹で正午に沖上がり。だいぶ海がウネリだし、風も強くなってきていたので午前船にして正解だった。アジ以外にワカシも1匹だけ釣れたし、トリプルも1回だけだが達成したしで、満足度○。
著者: へた釣り