釣り人生最悪の笑うしかない3時間…大時化、竿折れ、ボウズ

釣り人生最悪の笑うしかない3時間…大時化、竿折れ、ボウズ土曜は強風でこりゃ無理と自分で書いてたくせに、船宿が「週末組は土曜」と告知を出したのを見て、鵜呑みにして信じちゃったわけだ。でもって、とんでもない目に遭ってしまった。最終的に判断したのは自分なので自分が悪い…笑って耐えるしかない。もう天気予報はGPVしか信じないぞ!!

釣り人生最悪の笑うしかない3時間…大時化、竿折れ、ボウズ大会前になんとしてももう一度、カワハギ釣りの練習をしておきたかった。土日の波・風の予報をGPV気象予報というサイトを見て、無理かなぁ~と一度は判断したのだが、羽田・かみやが金曜日に掲示した「明日後半の風がそのまま明後日までで更に強まる予報なので明後日出船出来るか微妙ですから週末組は明日お待ちしております」に思わず反応してしまう。遊魚のプロの言うことだから釣りにくいのは覚悟の上で、なんとか釣りにはなるんだろうと……そして悪夢の3時間が始まる。

■多摩川出たら大揺れ! 船跳びまくりストップ&ゴーで船酔い注意報

釣り人生最悪の笑うしかない3時間…大時化、竿折れ、ボウズこの風の予報なら、釣り客なんてほとんどいないだろうと、思っていたら既にカワハギ船は先客5人。13人での出船となった。艫は埋まっていたので、右舷の胴に釣り座を決める。H賀達人が「第二海堡は風速13メートル」と話しているのを聞いて、GPVの予報の方が正しいんじゃない?とちょっと嫌な予感。この日のカワハギ船は12時沖上がりの半日船。料金も7000円と安く設定されている。船長は粛々と出船準備。きっとなんとか釣りにはなるはずとこの時点では信じていた。

釣り人生最悪の笑うしかない3時間…大時化、竿折れ、ボウズ波を被りまくると聞いてキャビンに逃げ込む。多摩川から羽田沖に出ると、既に船がグラグラし始め、大きな波をかわすためのストップ&ゴーな操船。速度もかなり遅め。大量の飛沫が船に降り注ぎ、集中豪雨のような音を立てているのをキャビンに寝っ転がり、目を閉じて聞いている(キャビンに入ったときはこれが一番酔わない)。ときどきどのあたりまで船が来たかを確認するために窓から外をのぞく。波で船がかなり叩いているために竿が無事かを確認するのも兼ねていた。

■竿が消えた! と思ったら大会前なのに真っ二つに折れてしまったorz

釣り人生最悪の笑うしかない3時間…大時化、竿折れ、ボウズ羽田を出港して1時間ほど経ったとき、ベキッというとっても嫌な音を聞いた。窓から外を見ると…竿がないっ!!!!!!! 飛沫で外がよく見えないので状況は判然としないが、船べりの穴に挿してあったはずの竿がなくなっている。海への捧げものにしちゃったかなぁ~と、がっくし。かといってキャビンから出て竿を捜索するのは自殺行為ってほどに船が揺れているので、キャビンに寝転がって、こんなことならこなきゃよかった~と悲嘆に暮れる。竿がなくなったからこのままキャビンで不貞寝しちゃおと思っていた。

釣り人生最悪の笑うしかない3時間…大時化、竿折れ、ボウズ2時間近く経ってようやく船は第二海堡に到着。一応キャビンから出てみると、竿は…あった! でも、リールシートの下の部分でポッキリ2つに折れている。どうやら船の揺れで錘が落ちて、さらに飛沫が溜まったバケツにからんでしまったようだ。そのバケツの重さに耐えられず、真っ二つに折れたと推測される。錘や仕掛けを外しておくべきだったなと後悔。リールも穂先も無事なので、釣りにはなる。

■人間つらいことが続くとテンションあがる? 泣くのは嫌だ笑っちゃえ

釣り人生最悪の笑うしかない3時間…大時化、竿折れ、ボウズ実際には釣りにはならなかった。竿のせいではなく、波・風ともに釣りができるレベルではない。風速20メートルはあったんではないかと……おまけにウネリが1.5~2メートル。海中に仕掛けは入れてあるものの、運がよければ勝手に魚が掛かるって状態。へた釣りはベラを3匹ほど釣った。船中で1匹だけ(たぶん唯一の)カワハギが釣れたら、「奇跡的に型だけ見ましたね~」って船長がアナウンスしていたくらいだもんね。ここまで何もかもがうまくいかないと人間、テンションがあがってしまうようだ。周りの人から見れば、へた釣りは折れた竿で実に楽しそうに釣りをしていたように見えたと思う。

釣り人生最悪の笑うしかない3時間…大時化、竿折れ、ボウズで、1時間ほど徹夜明けのような妙なハイテンションで釣りの真似事をしていると、ようやく船長が「これで上がって行きましょう」。悪夢の3時間から解放される。帰りは追い風なので1時間ほどで羽田着。2000円の早上がり割引券をもらって、本日終了! 本日得た教訓は、船宿の予報よりGPV気象予報の方が信じられるってこと。無理して出撃すると、竿が折れるなどロクなことがないので、無理と思ったら釣りはお休みしないとダメってこと。さ~て、来週は大会なので竿どうしようかなぁw



Twitter

2012年12月08日 15:44

« 土曜は強風でこりゃ無理…日曜に大会前の練習したいけど | メイン | 竿折れたまま大会は男前すぎるから…閃迅カワハギBJSか? »

最近の釣りに行った記事

多動性を封印しタナ合わせたら目を閉じて待つとマゴチ3匹
ハタガチャはハズレも城ヶ島沖ライト根魚は魚信多く楽しい
40センチ・1.3キロの相模湾自己最大のオニカサゴで大満足
イサキがぁ!! カイワリは!?て事ではなく僕は釣りが下手なの
痛風再発し揺れる船上で踏ん張ると激痛!! でもクロムツ8匹
【番外編】あじくらやの豚モダン焼&何を食っても絶品な桃酔
波2mに一投目前から既に船酔いリタイヤ気味でキンメ7匹
サメのせいで針がすぐに……唯一のもしかしては奪喰いで
超久々のかみやオニカサゴは満足サイズが3匹も釣れたよ♪
伊豆のアマダイに猛烈に嫌われてカイワリ14匹に慰められる
海も風もアジもカメラまで気難しかったけどなんとか21匹!!
シャクリ疲れてハイになったらいきなり始まりカイワリ19匹
なにも起きずなんともならず白間津シマアジ夢の続きは来季
アジは吉、シロギス末吉、機械は大凶…そんな初釣りだった
お雑煮用のアマダイ調達し釣り納めミッションコンプリート
人生初の良型シマアジの魚信→ひゃほ~い→ハリス切れ瞬殺
治久丸船長と初島沖は裏切らない! カイワリ19匹と大満足
久里浜のイサキから絶縁状もらってたの忘れてたよ…大撃沈
アマラバでエソとフグ、餌でミノカサゴとマダイ…以上です
シャクれど気配なく撃沈覚悟も突然入れパク!! カイワリ16匹
キダイ地獄に堕ちアマダイ大撃沈。カイワリにギリ救われる
猿大アジになぜか嫌われフグになつかれる…でも48匹で十分
フグとベラに邪魔されて城ヶ島沖アカハタに癒してもらえず
時化で眩暈が…それでも頑張って萬栄丸半夜クロムツ20匹♪
三歩のつもりが半歩だけ? 2024年最終戦はシロギス39匹
【番外編】お墓参りにかこつけ大阪食いだおれ&呑んだくれ
下田沖でクロムツ5匹。うち4匹は40センチ超で最大46センチ
ウィリーには塩対応。オキアミ一粒でこつこつカイワリ8匹
【番外編】倉橋島で巨大アナゴしらす天丼&激旨お好み焼き
3年連続ノーピクではなかったものの4バラシでノーカツオ
振り分けだとタナ掴めずいつもの仕掛けで木更津アジ45匹
冷蔵服3のおかげで集中力途切れず40cm級の猿大アジゲット
あまりの暑さに船上では~ひ~ふ~。それでもシロギス40匹
佳肴求めて鴨川沖へ。クエ・クロムツ・アカハタでえっへん♪
プルルと魚信るが掛からない!? でも44匹でキス天食べ放題
40センチのデカイワリ含む5匹で夏の美酒佳肴作戦は大成功
気難しベイブリアジに翻弄され二人で83匹。釣りデート成功
【番外編】妻と釣りじゃないデートで大阪食い&呑みだおれ
猿島沖で下手をキワめる! 午後アジ5匹、夜メバル6匹のみ!!
【番外編】妻と釣りじゃないデートで河津で鰻、多賀で蕎麦
特餌忘れ凪のはずが時化でメバル釣れずなんだか不本意な…
前半はサバに混じってアジで後半はアジに混じってサバ地獄
稲取沖第1投で城ケ島以西で“アレ”が釣れない呪い解呪成功
シロギスは三歩進んで五歩さがりアナゴは二歩進んだら迷子
辛うじてノーピクではないもののノーガコッでクロムツボウズ
へたが来た日は釣れる!? 尺級2匹込みカイワリ18匹でどやっ
釣れるイメージ全く湧ず。マゴチで2024年初の完全ボウズ
程よくとほろ酔いが苦手な夫婦は人生二度目の仲良く束釣り
A5ランク混じりでアジ28匹+煮付けメバルにクロダイまで
式根島キンメでシールもらってドヤッ顔で写真に納まったよ

著者: へた釣り