年末は計算してポイントを作れない海の状況だったのだが、年が開けるといくらか風がおさまってきたので、日の出とともにクロダイの実績ポイントへ。コマセをテトラ際に打ってメジナを足止めして、船道に沿って入ってくるクロダイを狙ってポイントを作る。ガツーンという手ごたえとともに!
クロダイのポイントを作るといってもテトラから2メートルくらい離れているだけなので、最初のうちは釣れてくるのはコッパとは言わないが手のひらメジナばかり。メジナの活性が高すぎて、クロダイ無理かな? と思い始めていると、日が昇り切りメジナの活性が落ちてくると付け餌が残るようになる。マメに打ち返して仕掛けを流していると、ウキがモゾモゾと沈み始めた。
アワセが決まると、メジナのギューンという引きとは明らかに違う重い手ごたえ。1号の竿が大きく孤を描く。テトラの方に突進するのをなんとかいなしながら竿を立てて耐える。テトラにラインを擦られるとブレイク確実なので、竿をしならせ少し強引に引きもどす。3度突っ込まれかけるのをしのいであがって来たのは45センチのクロダイ。針がしっかり口元にかかっているのを確認して、空気を吸わせて弱らせる。1.5号のハリスはテトラに擦れてささくれだった状態だったので丁寧に取りこんで、2011年初のクロダイを玉網ですくってホッと一息。
もう1匹狙えるかな?と思い同じポイントを攻めるも、クサフグの猛攻でハリスを切られまくってこの日は終了。
著者: へた釣り