昨日の午後からの南西強風が北風に変わる午前の数時間が凪てチャンスタイムと予測して妻1号の半日アジ30匹チャレンジを決行したのだが、朝家を出ると既に風が弱まっている。予報が早まったのかもという嫌な予感通り、どったんばったん時化状態。夫婦そろって大撃沈する。
妻1号が先週の釣行で手応えをつかんだから間をあけずにもう一度行っておきたいと言うので、2週連続半日アジかぁ~と思いつつも妻の希望を優先したつもりだった。金沢八景・一ノ瀬丸より午前アジ。船長は一ノ瀬ジュニア船長だった。船長から「アジ釣りハマりそうなんですか?」と聞かれた妻が「一緒に行って欲しそうだったから来てあげた」と答えたのを聞く。ツンデレ? 俺の妻はツンデレなのか? 左舷は5人で出船となる。ポイントまで15分とのアナウンス。既にかなり風が強くなってきており飛沫を被りながら「おきのせ」のブイ近くのポイントへ。
タナは2~3メートルと指示が出る。タナに幅があるときは取りあえず真ん中からやることにしているので2.5メートルに。1.5メートル、2メートルでコマセを振り出して50センチ巻いて2.5メートルで待つ。ほどなく船中型見たというアナウンスがあり、すぐに妻が巻き上げ始める。先週に続いて妻は出だし好調でまずは1匹。続いてまたも妻に1匹。その間、一度もへた釣りには魚信なし。なにか間違えてる? 続いて妻に3回目の魚信。首をかしげるしかない。船長から「おかしいだろって目で見ちゃダメですよ」と注意される。ちょうど風で仕掛けを絡ませてしまったので方針転換することに。
風は北寄りで潮は上げなので釣り座はどう考えても潮ケツ。へた釣りがコマセを振れば妻が釣れるので悪くはないが、ずっとコマセ係に徹するのはさすがにツマラない。妻のためにコマセを撒きつつ何か楽しめる手はと考え、アミ五目の仕掛けを投入することに。全長3メートルで3本針。枝スの2本はアジ狙いで赤短を付ける、下針にはオキアミを付けてアジ以外の魚に色気を出してみる。仕掛けが長い分、妻より高めのタナでコマセを撒くことになるので撒いたコマセがちょうどいい具合に妻の方へ流れるという作戦だった。この作戦が成功し、妻には魚信がパタパタと訪れて、6匹まで数を伸ばす。ここまで妻は絶好調。
9時になると、魚の活性が落ち魚信の間が空くようになり、強風で船の上下が激しくなって釣りにくくなった。仕掛けが不自然に動かないように船の上下に合わせて竿を上げたり下げたりしなくてはならない。頑張ってコマセを撒いて、時化海に合わせて竿を操作してと難しくなり始めて妻は序盤の6匹以降1匹も釣れずどころかカサゴを1匹追加しただけでアジの魚信はなし。へた釣りも全く調子が上がらなかったものの中盤くらいまではなんとかアジを拾えて14匹。低活性のときに時化るとどうもならん。夫婦そろって大撃沈。でもサイズは20~25センチ以上でそろっているので20匹いれば今週のおかずには困らない。
本日の反省会は、三田のホルモンまさるで。焼肉定食(980円)とチューハイがコスパ最高のランチだったが、ランチは平日限定になってしまったようで、焼肉でがっつり昼呑みすることに。カルビと6秒ロース、まさるホルモン、かしらを焼きつつチューハイをおかわりしまくる。妻が「今年中にもう1回行こうかな」と言い出した。連れて行ってほしいのなら連れて行ってあげるが、そんなにしょっちゅう一緒に釣りに行きたいわけではないので次回釣行の約束はしなかった。
著者: へた釣り