朝は堤防。さすがに疲れてきているようで、寝坊して日の出から少し遅れて堤防へ。水深なし波なし風なし太陽だけは燦々との四重苦に竿の準備をする前からだめだこりゃ! 子供たちが来るまで場所取り代わりに竿だけ出してはみたが、まぁ、予想通りでコッパを釣るのに一苦労な状況。
この堤防、コマセに狂ったコッパメジナが水面でジャンプし始め、げんなりすることがあるほどにメジナの魚影が濃いはずなのだが、今年のGWが何が狂っているのか、ちっともメジナの活性が上がらない。いつもはメジナの活性を上げすぎないように本命ポイントから分離するのがテーマ。このGWに限っては、コッパでもいいのでなんとか釣るが目標になってしまっている。本日も……コッパを3匹釣り上げて終了。針掛かりしないようなサイズの魚に翻弄され、ウキが5センチ沈むだけでアワセようのない魚信に集中して針掛かりさせた自分を褒めてあげたいwww
コマセが無駄なので、もう今日は諦めようかなぁと思い始めたころ、妻1号&子供たちが合流。今日は子供1号もサンダル履きではなくちゃんと靴を履いてきた。3人そろってへた釣りが苦戦している堤防の上など見向きもせずにテトラに降り始める。へた釣りの役目は、穴釣り探検隊の3人に、堤防の上から竿や餌を腹ばいになって届けたり、キープする魚を回収したり、根掛かりでロストした仕掛けを作り直すのがお仕事。ぼ、ぼ、僕らは穴釣り探検隊! 一人お留守番!? な状態だが、妻や子供たちがテトラの上で奮闘している姿を眺めつつ、お世話役に徹するのもこれはこれで楽しい。昨日の大会ではイマイチだった子供1号が本日の大物賞である25センチ超えのムラソイをいきなりゲット。小型が多いがそれなりに釣れている。
結局、3時間ほどかけて穴という穴を攻めきるまで、穴釣り探検隊は粘りまくって、釣りまくる。穴釣りの定石で釣れてくるサイズがどんどん落ちていくのだが、それでも気にせずテトラの中のカサゴ&ムラソイを根絶やしにする気かってほどの執拗さで穴の奥に仕掛けを送り込み続ける。もちろん20センチ以下はリリースしたけどねw ここまで攻め込めば、たぶん…明日はもう釣れない(少なくとも大型はもういない)と思うのだが、子供たちは明朝もテトラ探検隊になる気満々なので、黙っておくことにしよう。キープしたのはムラソイ(25センチ)、カサゴ(20センチ)、カニ1匹だけ。
著者: へた釣り