昨日はどうしてあんなのが参加してるんだ?ってなったらどうしよ~と不安いっぱいだったのだが、終わってみれば大満足。今期最大の26.9センチのカワハギをゲットし、金沢八景・一之瀬丸の感謝デー釣り大会のカワハギの部で4位。せんざんグループのお食事券5000円分をもらった。
いつものように6時半ごろ一之瀬丸に到着する。受付まではいつも通りの雰囲気なのだが、桟橋に行くと、黙々と生アサリを剥いている人たちを発見。大会だから生アサリ限定で、いつもの冷凍餌はもらえないの?とちょっと焦って、アサリを剥いている人に聞くと、「こっちの方が釣れるからね。冷凍餌ももらえるよ」とのこと。アサリ剥きをしたことないので一安心。カワハギ一番船(いつもの船長だから)の右舷舳から2番目に釣り座を決める。
舳の人がすごく上手そうだったので迷惑かける前に「下手なのでよろしくお願いします」と挨拶しておく。右隣には女のお孫さんを釣れた年配の方。少し安心するが、着替えを始め帽子をかぶると「DAIWA KAWAHAGI OPEN」と刺繍してある。これまたビビりまくって「下手なのでよろしくお願いします」とご挨拶。話好きな方で釣り場に着くまでカワハギ釣りについていろいろご教授いただく。片舷10人で久里浜沖へ。
釣り始めるとすぐにへた釣りの左右でカワハギが上がる。舳の人はタタキ下げからゼロテンションで、右隣の人はタルマセてから聞きアワセ。上手な人に左右をはさまれたへた釣りへのカワハギの割り当ては……ほとんどない。「餌大きすぎるよ」と右隣の人に言われる。「冷凍よりも断然生。小さなアサリを買ってきて自分で剥かないと」となかなかカワハギが釣れないへた釣りを哀れに思ったのか、釣れないのは餌のせいにしてくれる。腕も相当違うと思う。聞き上げの速度が速すぎるのかもと右隣の人の釣り方を参考に少しずつ調整する。
午前中でなんとか5匹。午前中を貧果で終えた段階でようやく感謝デー釣り大会のルールを知る。なんと、何匹釣るかを競うのではなく、1匹でもいいから大きいのを釣った人が優勝という一発逆転ありのマグレ歓迎ルールだった。午前中の段階でへた釣りの最大魚は20センチちょうどくらい。船中では28センチが最高で、もう一隻では29センチ(28.8センチでこの人が優勝)が上がっていた。とはいえ、カワハギをサイズを選んで釣る釣り方なんて知らないし、知っていたとしてもできないw
午後は大物狙って根の荒いポイントを攻めることが多かった。よく分からない魚信があってリールを巻き始めると、ただただ重いだけ。根掛かり? それともオマツリ? 前後左右を見てもオマツリしている人はいない。リールはドラグ滑りまくりだけど巻けているので根掛かりではない。上がってきたのはなんとマダコ。白い錘を使っていたので抱きついたところを針に掛かったみたいだ。舳の人にすくっていただく。タモの出番はこれ1回きり。
終了1時間ほど前、荒い根を嫌ってちょい宙フワフワちょいタルマセで30センチほど底を切って釣っていると、いきなりガッガッガツーンな魚信が訪れる。アワセるまでもなく竿先が持っていかれる。リールを巻き始めると、カワハギ特有の竿先をタタくような引き。これが26.9センチのカワハギだった。12匹しか釣れなかったけど、マグレ歓迎ルールで大会4位のサイズ。帰港後、拍手付きで表彰までしてもらう。釣りで拍手してもらえたのって人生初の経験かも。参加賞にハマグリまでもらってラッキー♪
著者: へた釣り