竿を握って潮風を浴びればいつもニコニコのはずなのだが、なんか調子が悪かった。イサキ釣りは仕掛けをからませまくってイライラし、カイワリはシャクった直後にいきなり高切れ。カイワリは船下にいるのにサバのガードが硬すぎて突破できず。やっとコマセの使用が解禁と思ったら……。
夏休みに入ると東京から伊豆へ向かう電車が混んで座れなくなる。釣りをしている間立ぱなっし動きっぱなしなのは苦にならないどころかむしろ望むところなのだが、電車で片道2時間近く立っていなければならないのは苦痛でしかない。座っている行楽客のグループが楽しそうに話している声に「うるせえな、あいつら」というどす黒い感情が沸くのはよくないことな気がするので、夏休み中は伊豆へのプチ遠征はお休みする。というわけで、夏休み前最後の週末は宇佐美・治久丸へカイワリプチ遠征。カイワリ1本勝負希望だったが、あまり釣況がよくないようで、イサキとリレーになってしまった。
午後船は12時に港を離れて、まずは初島のすぐ近くのイサキのポイントへ。指示ダナは海面から出て、16~20メートルくらい。言われたタナより4メートル下まで落して、コマセを3回くらい振り出してからビシの位置をタナに合わせる。ビシを1~2メートル高めにとってゆっくり誘い下げてという誘いをしていると船長から「イサキは動かさない方が釣れますよ」との指導が入る。誘うと餌を小魚に取られることが多かったが置き竿にすると、餌が取られなくなった。群れが船下に入るのを待つ釣りなので、餌を持たせるのが大事なのかな?
誘わずに置き竿にしたり、手持ちでもじっとしているとイサキが釣れ始めた。釣れはしたが多動性おじさんなので、どうにも面白くない。釣りに集中できておらず注意力が散漫になっているせいか、仕掛けをとにかくからませまくる。でもって、ほどくのにすごく時間がかかってしまい仕掛けが海中に入っていない時間がとにかく長い。14時までだから1時間半ほどイサキ釣りをしたが、5匹だけ。サイズも30センチには届かない感じで見せ場らしい見せ場はなくイサキの部は終了。
最近、初島沖のカイワリのポイントはサバが相当うるさいらしく、船長からの指示は「コマセは入れないで」だった。ポイントは水深80メートル。コマセなしでもウィリーで釣れるのかな?という不安はあるものの、動かしていいのがうれしくって元気よくシャクり始める。元気がよすぎたのか、1投目でいきなりの高切れ。シャクった直後にバシッという音。竿が折れた?と一瞬焦ったが、竿こそ無事だったものの目の前で糸が切れていた。ラインに傷が入っていた? ツイてない。それでも初島沖のカイワリは裏切らず、次の投入でカイワリをゲット。コマセなしでもウィリーに食ってきていた。
サバは確かにうるさかった。コマセなしでも食ってくるときが食ってくる。コマセを撒いたらサバ地獄になったのは間違いない。ただ、コマセで寄せないということは海中で偶発的にカイワリの前を仕掛けが通るのを期待してシャクっているだけなのでどうも勝手が分からない。ウィリー4本にサバ+オキアミにカイワリなんて奇跡のような針数パーフェクトを達成するなどもしたが、運まかせな感じ。ラスト近くになり激アツ反応に当たるも食ってこず。ここで船長から「ちょっとコマセ入れてみて」との指示が出る。いい反応があってコマセを撒ければ…大爆発もあるかもと期待したが、コマセを入れてからは一度も魚信なしで沖上がりに。カイワリは4匹。こちらもなんの見せ場もなく終了。
著者: へた釣り