午前シロギスに行くと予告していたがいろいろあって午前アジに釣り物変更。これじゃない釣りは行きたかった釣りのことを引きずり釣果に恵まれないことが多いが、今回は例外。八景沖で小~中型アジがほぼ入れ食い。コマセを詰め替えるため仕掛けを回収したのは最初の数度だけ。
昨晩シロギス釣りの準備を終えて金沢八景・一ノ瀬丸の割引券を出力しようとサイトを見ると「配船の都合で午前キス船お休みします」と告知されていた。予約が成立した旨のメールをもらっていたのでもしかすると予約の日付を間違えたかもとメールを確認したが「8日午前キス船ご予約ありがとうございます。出船は確定しております」と書いてある。シロギスの準備をして行って乗る船がないと相当凹みそうなので慌てて電話。予約ミスらしく午前キスは出船しない旨伝えられる。手違いがあったならちゃんと連絡してよ~。というわけで釣り物を急遽変更することになり、午前アジへ。ゴールデンウィーク中ほどの大混雑ではないが、それでも左舷は9人で出港する。
船長はタチアジや遠征ウィリーでお世話になっている伊東船長。10分ほど走った八景沖水深18メートルで釣り開始となる。指示ダナは2メートルから3メートル。幅のある指示が出たときは取り合えず真ん中からやることにしているのでタナ2.5メートルで。1メートル、1.5メートル、2メートルでコマセを素早く鋭く振り出して50センチ巻き上げてタナで待つといういつも通りの釣り方。アジ釣りはコマセで魚が寄るまで頑張ってコマセを撒くのが大事なお仕事。魚信がないまま3回ほどコマセを詰め替えて撒いていると穂先をビビビビビッと震わせる魚信。15センチくらいの小アジでスタート。
潮の流れでコマセが溜まりアジが寄るポイントというのは、潮の乗って浮遊するアカクラゲも溜まりやすいのだろうか、アカクラゲの触手が結構いい頻度で仕掛けにまとわりついてくるようになる。アカクラゲがついているとアジが警戒するのか食いが浅くなって海面でのバラシが発生しやすい気がする。でも、そんなこと気にならないペースで魚信は出続ける。たっぷりからんだアカクラゲの触手を除去しているうちにアジがいなくなってしまうのでは?という危惧はあったが、丁寧に時間をかけて仕掛けをきれいにして投入し直すとすぐに魚信。しっかりと船下に群れが付いている。アジ釣りあるあるでこういうときは写真を撮っている暇がない。
釣れてくるのはほぼすべて15センチを少し超えるアジフライサイズ。アジフライなら冷凍が効くので何匹釣っても大丈夫。8時40分くらいから10時50分までコマセを詰め替えるために仕掛けを回収することなく、必ず1匹以上のアジを付けて巻き上げることができた。ほぼ入れ食いのわりにはダブルは3、4回しかなかった。これもアカクラゲのせい? 小アジに混じって20センチを超える中アジがときどき釣れる。普段ならなんてことないサイズなのだが、今日に限れば中アジがご立派サイズに見えてしまい写真撮影。最初のポイントで11時少し前までできて、アジ43匹+イシモチ1匹。
最初のポイントでまだ釣れ続けていたが船長から移動の合図がある。型狙いでストラクチャーの寄せるのかと思われたが目ぼしい群れが見つからないらしく船はなかなか止まれない。やや陸寄りの水深18メートルで釣り再開となる。すぐに魚信はあったが、散発的に魚信ってくるだけで盛り上げらずに沖上がりの時間に。2個所めのポイントではアジを6匹追加して49匹に。小型中心なのでえっへんとはいかないが、コマセを撒けばほぼ途切れずに魚信が出続けたので楽しかった。アカクラゲさえいなければ……。でも、最後まで風は強まらず凪の釣りだったので良し♪
著者: へた釣り