高校合格のご苦労さん旅行に北海道に行った子供たち。北海道の師匠と共に阿寒湖へ。ワカサギの氷上穴釣りをさせてもらったようだ。爆釣したよ~♪と証拠写真が届いた。うらやましい。俺は今年になってちっとも釣れてないのに……しかも、何? これ、本当にワカサギなの!?なデカさ。
北海道の師匠の冬場の釣りものはワカサギ。氷に穴を開けてテントを張ってというワカサギ釣りといえばこうでなくっちゃねなスタイルだ。何匹ではなく何キロ釣れたなんて釣果報告を聞くたびに一度はやってみたいなぁ~と思う憧れの釣りだ。ただし、以前義弟の結婚式に出席するため3月に釧路空港に降り立った瞬間に体調を崩し高熱でホテルに軟禁となった苦い思い出があるので…なかなかよっしゃ行こうという踏ん切りがつかない釣りでもある。
中学卒業、高校入学の記念に北海道旅行に行った子供1号と子供2号(オマケ)が一足先に憧れの氷上ワカサギ釣りを体験したようだ。子供1号いわく「穴に仕掛けを下ろしたらすぐにプルプルプルプルっとくる最高の釣りだった」らしい。写真の背景のテントから想像するにあいすランド阿寒のお世話になったようだ。現地の様子をよく知るガイドさんがいいポイントに穴を開けていてくれているにせよ、阿寒湖のワカサギだってそこまで甘くはないはず。いい日といい群れに当たったってことかな?
関東でワカサギ釣りというと、ペラペラの扁平穂先で誘って誘って魚信を出して掛けていくというカワハギ釣りの湖版というイメージだが、子供2号に感想を聞くと、小アジのサビキ釣りのような釣りであるようだ。こうなるとたまったものではなかったのが、北海道の師匠。餌を付けるのも魚を外すのも師匠のお仕事だったようで、てんてこ舞いの忙しさであったそうだ。子供1号…君はベラに針を飲み込まれてもちゃんと外せるはずなんだが……おじいちゃんには甘えたかったのかな?
でもって、衝撃的だったのが「大物釣ったよ~」と見せられたこの写真。13センチを超えるでっぷり肥ったワカサギ。図鑑では15センチまで大きくなると書かれているのは知ってはいたが、こうなるともう別の魚である。チカじゃないの?と思ったが、チカの生息域は汽水域まで。阿寒湖までは入ってこない。
著者: へた釣り