GW伊豆合宿2012　カイワリ残念。でもクロダイゲットで満足

伊豆の海に向かって、念仏のようにクロダイ、クロダイと言い続けているへた釣りに釣りの神様からのプレゼント。宇佐美沖ウィリー五目第3戦。本命のカイワリには恵まれなかったが、クロダイゲット！　マトウダイ→マダイ→クロダイとへた釣りは宇佐美の○○ダイに愛されているのだ。

昨日は強風で出船中止になったが、一夜明けた本日は、超がつくほどのベタ凪。子供1号をお供に、宇佐美・治久丸からカイワリ本命のウィリー五目に出撃できた。子供1号は3本針の餌釣りで、へた釣りは当然、ウィリーでカイワリ狙ってシャクってシャクって腱鞘炎になりそうな忙しい釣りに勤しむ。前2戦はどちらかといえばイサキ狙いだったが、本日はカイワリ狙い。1匹でもいいから伊豆のカイワリのお刺身をゲットしたかったのだが……。

■サプライズゲストは子供1号のミノカサゴ、へた釣りにはクロダイ！

まずはいつものように大崎堤防沖水深25メートルのアジ・カイワリポイントから。指示ダナは底から6メートル。子供1号には底から4メートル目でコマセを振り出し、2メートル巻いて待つように言っておいて、へた釣りはいきなり5メートル巻き上げて30センチ刻みで鋭く強くシャクるカイワリパターンのシャクリで釣り開始。朝一の活性は悪くないようで、タナの少し上でシャクるとビビビッなアジの魚信が出る。子供1号の竿にもビビビッ。アジがいいペースで釣れ始める。ここで子供1号にサプライズゲストが……40センチ近いミノカサゴである。船長さんにヒレを切ってもらってキープ。煮付ければ美味しいそうだ。

最初のポイントでへた釣りは20～30センチくらいのマアジを7匹、子供1号は少しタナが低かったらしく3匹。でも、低めのタナを攻めていた子供1号の方がサイズには恵まれて、32センチを含め、引きを十分に楽しめる良型ぞろいだった。へた釣りにもサプライズゲストがっ!!　本日のサプライズゲストは日が昇りアジの魚信が少し落ち着いてきたときに訪れた。グンッと竿を引き込む重量感のある魚信。ドラグを少し滑らせながら上がってきたのは42センチのクロダイ。念願のク～ロ～ダ～イ～である。マダイに続いてほぼ同じポイントで赤黒そろった。マダイのときと同じで、写真を撮ったり魚を締めたりに忙しくてアジ釣りなんてそっちのけになってしまった。

■シャクれどシャクれどカイワリは顔を見せず。それらしい魚信は…

クロダイの次に釣りたい魚がカイワリである。へた釣りはウィリーに関しては本当に真面目にシャクリ続けるのである。船はこの時期のカイワリの実績のあるサンハトヤ沖へ移動。30センチビュンとシャクって1秒静止。あと1秒静止時間を長くすればアジをもう少し数狙えるようになると分かっていても、頭の中はカ～イ～ワ～リ～しかないのである。シャクったシャクった。6時間くらい休むことなくシャクリまくった。が……釣れない。ムロアジに混じってたまにマアジが釣れるだけ。カイワリの気配なく時間が過ぎていく。

サンハトヤ沖に見切りを付けた船が目指したのは富士山の頂が見える網代と宇佐美の中間くらいのポイント。ここもあまりよくない。さらに伊東沖の水深100メートルのポイント。アジが出れば40センチ級というポイントなのだが、サバラッシュにあって船内オマツリ天国に。結局、サンハトヤ沖にもう一度戻って、カイワリ狙い。オッ！という大きめの魚信があったのだが、カイワリと違って引きが弱い……まずまずサイズのホウボウ。終了間際にもう一度いい魚信があった…引きもカイワリっぽかったのだが……バレて終了!!!!