変態ビシアジおじさんことよしださんから「7月後半から豚アジ釣れだしますよ」と誘われる。よしださんプロデュースの豚鯵竿を貸してくれるというので超久しぶりにビシアジ釣りに。60歳の誕生日を迎え還暦初釣行でもある。アジならボウズはなかろうと選んだ釣り物だが…敗北感がすごい。
鮫洲・和彦丸に着くと既に受付が始まっていた。アジだから胴の間方が釣果が安定しそうなので釣り座はどこでもよかったのだが、なぜか左舷の舳が空いていた。迷わずに舳に席を取る。釣り座で準備を始めていると、よしださんが豚鯵MOBILEY LIMITED160と豚鯵SPECIAL160を持ってきてくださる。これで竿だけは完全豚アジ仕様である。さらに、JOKER製のビシとテンビンも貸してくださり、道具一式実績ありに。豚アジ釣れたも同然な気分だった。でもね、道具がいくら良くたってね、道具を使扱う人間がポンコツだとどうにもならないと思い知ることになる。

ポイントは猿島の少し北側だった。船長の指示ダナは3~5メートル。指示ダナに幅があるときは取りあえず真ん中からやることにしている。3.5メートルでコマセを振り出して50センチ巻き上げて魚信を待つ。船中顏を見たというアナウンスがあるが、なかなか魚信をだせない。4投目でようやく魚信があるも…25センチに届かない豚アジにはほど遠いサイズでスタート。続いて少しマシな魚信があり、30センチ超えのまぁまぁサイズ。魚信が出だしたのでサイズ問わなければ順調に釣れだすと思ったのだが、3匹目の魚信がなかなか出せない。
ここでよしださん登場。コマセの振り方を教わる。潮が速い時は3メートルでコマセを撒いてそのまま待てばよいそうだ。また、魚信が出ないときは竿を10回以上揺するようにしてしっかりコマセを撒くのが大事だとのこと。この竿を揺するようにしてコマセを撒くという操作は豚鯵MOBILEY LIMITED160だと結構上手くできるような気がする。JOKERの澄み潮用の仕掛けもいただいて、仕掛けも豚アジ仕様に。よしださんのコマセの撒き方を真似してみると絶好調にとはいかないがポツポツとは釣れるようになった。
ポツポツペースで釣れてはいるが、25センチから30センチくらいのアジばかりで豚アジ狙いになっていない。ここでよしださんが再登場。コマセをいっぱい撒くと小さなアジを寄せてしまい、豚アジが寄って来なくなるとのこと。魚信は出せるけどサイズが不満のときはコマセを撒く量と少なくするといいそうだ。という説明をしながらよしださんは40センチ級の豚アジをあっさりと釣れ上げてしまった。コマセを撒く量を加減することで数を狙うか、型を狙うか決められるみたい。実際に目の前で豚アジを釣り上げてそのことを証明してくださったわけだが…できすぎだろ、これw
それでは!!と型狙いでコマセを絞って勝負……できない。魚信がないのに耐えられずついついコマセを撒いてしまうもんだからその後も25センチから30センチくらいのアジをポツポツ釣り続けることに。竿も仕掛けもビシもテンビンまで豚アジ対応の物で釣っているのに、肝心の釣り人が豚アジに未対応だった。それでも最後まで飽きない程度には釣れてくれて、アジは16匹+よしださんが釣った3匹で19匹をお持ち帰り。「この辺りで釣れる豚アジは美味いですよ~」と説明された。美味しいに違いないが自分で釣った物ではない。敗北の味がしそう。
著者: へた釣り