カイワリの釣況があまりよくないってことは釣果報告で分かっていた。2カ月以上カイワリを食べられていないので、ボウズでなければ目標達成と決めて宇佐美・治久丸へカイワリ狙ってプチ遠征。カイワリは2匹だけと大苦戦するも、船長が頑張ってカンパチやスマを釣らせてくれて秋の五目達成♪
カイワリのお刺身はへた釣り家の刺し盛り不動のセンターポジション。この魚を釣って食べるために釣りを続けている。夏場は、シーズン的には型狙いで、数はそれほど期待できないが、25センチ以上のカイワリはお刺身で間違いない。天気は雨。カイワリは空が暗い日の方が活性が上がることが多いので、雨とプチ時化は覚悟の上での釣行だ。雨はそれほど強くは降らなかったが、風は予報より強く吹き海は荒れ気味。釣りにならないってほどではなかったが、少し釣りにくかった。
「船長からは最初は海が悪いので近くのカンパチからやっていきます」との指示。カイワリ1本勝負のつもりだったので、カンパチの仕掛け持ってたっけ?と焦ったが、カイワリの仕掛けをまとめている袋の奥の方に1つだけ土佐カブラ4本針の仕掛けが入っていた。港近くの水深30メートルほどのポイントで底から12メートルまでを高速にシャクって誘う。多動性おじさん向きの釣りだが何かが気にくわないようで、ミニサイズのソウダガツオが釣れただけで「ダメですね、初島に行きます」とのアナウンス。
初島沖の水深95メートル前後はデカイワリの出現率が高い、カイワリ狙いの主戦場だ。移動中海が悪くしぶきをかぶるため操舵室後ろに避難したが、これがよくなかった。船べりに設置してあったカメラが海水をかぶって初島沖に到着すると電源が入らなくなってしまった。というわけでここからは目線カメラの映像しかない。初島沖はとにかくサバがうるさかった。高速シャクりでかわしても底を取り直そうと落とすと針数ついてしまうのだからどうにもならない。初島沖ではチダイ(ハナダイ)が1匹キープできただけでカンパチポイントに戻ることに。

最初に来たとき魚の気配を全く感じなかったので1時間経っただけで釣れるもんなん? あまり期待せずに土佐カブラ仕掛けを高速でシャクると、1投目から魚信があった。竿をひったくっていくような強烈な引き込み。海面下に銀色の魚影が2つ見える。上がカンパチ(ショゴ)で下にはスマ。両方とも若魚サイズだが、カンパチもスマもこのサイズで十分に美味しい。釣れると分かると高速シャクリに気合が入る。次の投入でもスマをゲット。でも、魚信は続かなかった。もう1匹サイズダウンしたカンパチを釣ったところで船長から「アマダイ・カイワリ狙いにしましょう」とのアナウンス。

ポイントはカイワリ釣りでへた釣りが苦手としているサンハトヤ沖の水深60メートル。ビシが着底するとめり込む手応えがあるので砂泥地。カイワリは期待薄と判断して底をネチネチ誘ってアマダイを狙うが、釣れるのはソコイトヨリばかり。船長から「底8メートルまで反応あり」との指示があり、アマダイ狙いからカイワリ狙いに切り替えると、魚がウィリーに触れてくる感触が続く。少しシャクる速度を落とすと食ってきた。カイワリのダブルでなんとか本命ボウズだけは回避。その後も「反応あり」のアナウンスがあればカイワリを狙ったが、マルアジが優勢でカイワリは掛からず。反応予告なしのときはアマダイを狙ったがソコイトヨリしか釣れず。カイワリ2匹とソコイトヨリ5匹を追加して秋の五目釣りを達成。

著者: へた釣り