破局!?　子供よろしくって…ちょwwwおまwwwアマダイちゃん

あかんかった。2連続でボウズをくらったアマダイにしつこく復縁を迫ったのだが……全く脈なし。一度としてこれならという手応えを得ることなく終了した。どころかその子よろしくってポニョみたいなちっちゃい子を押しつけられてあちゃ～ってな気分。このまま破局しちゃいそうな予感も…。

2回連続でボウズをくらったってことは何かが間違えているはずなのだが…何が間違えているのかよく分からない。一度初心に帰って基本に忠実にやってみようと決めた。小突いてスゥーと50センチくらいオモリを持ち上げて、仕掛けを小突いた個所の上を通すようなイメージで20～30秒待つ。仕掛けの張りを意識して、魚信があったらゆっくり竿を立てて合わせる。羽田・かみやから今季3戦目のLTアマダイ。釣り客は7人。左舷4人の前から2番目に釣り座を決める。

■いきなりアマダイ!!と思えばウツボでがっかり。ポニョしか釣れん！

剣崎沖まで1時間半ほど走る。久里浜～剣崎周辺にはワラサの大船団ができていた。ワラサ船団より少し南下し水深70メートルのポイントで釣り開始となった。仕掛けを投入し、底を少し小突いているとすぐに魚信がある。竿を立てるとなかなかの重量感もあり、巻き上げの最中もときどき暴れる。40センチはないにしても35センチくらいのアマダイだと確信していたのだが……上がってきたのはゴミしか見えない丸まった茶色のかたまり。ウツボだった。首を掴んで針を外そうとすると手に噛みついてこようとするのだからやっかいな魚だ。魚ばさみを借りてなんとか針を外すが……糠喜びでスタートなんてなんだか悪い予感。

しばらくトラギスばかりが釣れてくる。タナが低すぎるのかな？と10センチずつタナを上げてみたが底から50センチ以上オモリを離すと途端に魚信がなくなるのでトラギスと戯れながら我慢の釣り。少しよさそうな魚信があってアワセにいくもアワセている最中に竿が大きく曲がって持ち上げにくくなるような重量感のある魚信はない。トラギスよりちょっとだけマシな重さを感じるのがアマダイの魚信で、1匹目は22センチのポニョ。目ん玉と腸がはみ出しリリースできないのでクーラーに入れるが……子供を虐待しているような罪悪感。

■飽きない程度に赤い小魚五目でもまともなアマダイは姿を見せず

状況は変わらない。しばらくするともう一度似たような手応えがあって今度は25センチのアマダイ。本命は本命であるが釣れた喜びはない。むしろ幼子を押しつけられて弱ったなぁって気分だ。こちらは状態がよさそうだったのでバケツに放してしばらく様子を見たが、お腹を上にして浮いてしまったのでクーラーへ。その後もキダイ、アカボラ、トラギスの猛攻に遭って魚信だけは途切れないので退屈しないがワクワクするような重量感のある引きは訪れない。

ウツボほどではないが、そこそこ重さのある魚がかかった。引きがアマダイっぽくはないので何だろうと思っていたらエソ。ウツボに始まりエソで終わる……やっぱりなんか狂っている。リリースしても死んでしまうのでキープしたのはアマダイ2匹、キダイ7匹、アカボラ2匹。小さいとはいえアマダイが釣れてるし、アカボラも混じってるのでタナが著しく狂っているとは思えないのだが、何が間違ってるんだろう？　うまくいかない原因を考えないと本当にこのまま破局しちゃう？