羽田・かみや、南六郷・ミナミ、東大井・いわたの3宿共催でのマゴチ釣り大会。メインは1匹型勝負だったが、最小のマゴチを競うミニマム賞あり、数釣り賞ありと何かの賞に絡めるんじゃと期待させてくれる。最大46センチでは計測すらしてもらえない。最小も数も僅差で賞を逃してトホホ。
朝から雨。激しく降っていたし昼ごろまで降り続く予報だったので、キャンセル者が出て釣りやすくなってラッキーなんてアホなことを考えつつかみやへと向かう。キャンセル者は…1人だけ? かみやが釣りバカの巣窟だってことを忘れてた。既にデカッw船長船は満員で、しゃちょう船のクジを引く。19番で右舷の胴の間。相変わらずクジ運が悪い。これは4.2メートル竿の出番がありそうなので、通常のマゴチタックルと掟破りの超長竿の2本を用意する。船は定刻より少し遅れて桟橋を離れる。
海堡の手前でかみや2隻、ミナミ2隻、いわた1隻の計5隻が集合し、大会開始。開始と同時にフルスロットルでポイントへ一番乗りというのがしゃちょう船長のいつものパターンなのだが、今日はゆっくりスタート。あまり移動することなく富津岬や海堡よりかなり手前のポイントで釣り開始となった。最近実績のある周辺ってことらしい。まずは様子見で通常タックルで釣り始める。20秒に一度の頻度で底を取り直して魚信を待つ。最初の魚信があったのは30分後くらい。教科書通りに魚信は発展していき、まずは45センチ級を1本。
次の魚信はその10分後。竿先をクンクンと小気味よく引き込んでくれる。リールを巻きながら竿先を下げて、大きく引き込むのを待つが、いつまでたってもクンクンのまま。イカかな?とも考えたが、メリハリのある引きこみはマゴチっぽくもある。随分待ったが埒があかないので、少し聞き上げ竿に重みを感じてからエイヤッとアワセる。マゴチだった。サイズは33.3センチ。このマゴチが本日唯一計測してもらえたマゴチだった。この時点でミニマム賞の暫定首位に。
そこから先は何か間違えた展開にハマる。魚信はかなりいい頻度で出る。ただし、餌をくわえているマゴチのサイズはかなり小さいらしく、エビのお腹の辺りにすりつぶしたようなマゴチの歯型は残るもののなかなか針掛かりしないし、針掛かりしてもバラシが多発する。10時半で4匹マゴチを釣り上げる。サイズは測ったように45センチ前後の物ばかり。かみやでの入賞ラインは55センチくらいになりそう。気分転換に超ロング竿を投入してみたが、風が強い日はつらいだけだったので、すぐに撤収し元に戻す。13時半に6匹目のマゴチを釣り上げ、そのあとの1時間は沈黙して沖上がり。
海堡付近で大会に参加した5隻が集合して表彰式。最大はいわたで上がった63センチ。ミニマム賞は……O川名人が釣った32.5センチ。0.8センチ差でミニマム賞を逃す。桟橋に戻ってからかみやの表彰式。へた釣りは46センチが最大(誰も測ってくれないので自分で測ったw)だったので箸にも棒にもかからず。3位入賞まで11センチも足りない。数釣り賞……6匹は同数で首位。ただし、大会規定で最大魚勝負となり。数釣り賞も敗退。残念賞のクジ引きで青汁12パック(重い!)。青汁というのが罰ゲームっぽくて、ついてないねと苦笑い。
著者: へた釣り