買うのは年に1本、2本のペースなので罪は軽いはずだが、竿立てに入りきらず他の場所に置いておいた竿を妻1号に見咎められた。こっそり竿を買っていると誤解されたらしく、竿は竿立てに入るだけと叱られる。毎年超高級カワハギ竿を新調している人だっているのに……断捨離に悩む。
実は不要な竿がいっぱいあるということには自分でも気付いていた。それほど竿を買っているわけではないと思うが増えて行く一方で減ることはないので……。直近の1年ではカワハギ竿を2本とアカムツ竿が1本a。加えてアマダイ竿2本と用途不明の汎用竿1本を羽田・かみやの大会の賞品としてもらった。賞品の竿は箱から出さずにそのまま放置してある。竿立て以外の場所に置いてあったのが邪魔というのが妻から叱られた理由。取りあえず箱から出して嵩を減らそう。でも…竿立ては既に満員だしなぁ~。
物の整理法でこの数年流行しているのが断捨離という考え方。「断」は入ってくる不要なモノを断つ。新調する竿はいずれも吟味して必要があると判断して買った物なので、不要なモノはない。釣り具を買うというのは釣りの楽しみの一部なのでここを断つわけにはいかない。買ってはみたけど失敗だったってことも含めて楽しまないとね。「捨」はずっとある不要なモノを捨てるってこと。後述するがこれがちょっと必要かもと思い始めてる。「離」はモノへの執着から離れること。釣り具には思い出がある。でもその思い出も含めて執着から離れろってことなんだよね。
いきなり「離」を考えるのは難しいので「捨」を考えてみる。この1年間(2015年11月1日~2016年10月31日)で使った竿を整理してみると54釣行で使った竿は……カイメイスペシャル30-210 28
メタリアカワハギMMH-175 6
ベイゲームコチスズキ 6
ディーオTSG100-170 5
リアランサーLTアジ 3
フィルダーキスM180 3
かみやのメバル竿 2
サグリスト 2
ディープゲーム120-180 1
海人アカムツ225 1
タイドスター50-300 1
S藤名人のアナゴ竿 1
竿立てに立ててある竿のほとんどは1年以上使われてないということになる。予備竿や遠征時の子供たち用の竿を残しても大半の竿が「捨」の対象になってしまう。
釣りが趣味なのに思い入れのある道具類への執着から離れて捨てることってできるもんなの? へた釣りにはできる気がしない。竿立ての中が乱雑になっていたので整理する。この竿なら捨てちゃっていいやって竿は1本もないんだよね~。竿立てをもっと大きいのに変えるのが一番の解決策という、断捨離とは全く真逆の結論に至りそう。
著者: へた釣り