カイワリは年中脂の乗りがよい魚とされるが、一年通して食べていると、すごく旨い時期とすごく旨い超えの抜群に旨い時期がある。オススメは6月~7月。午後船では数が狙いにくくなる時期でも釣行するのはこれを食うため。大アジの博多ごまさば風ごまあじも期待以上の美味しさで大満足♪
梅雨が近づくと釣れるカイワリのサイズがよくなってくる。カイワリは大きくなればなるほど脂の乗りが乗算的に増えていく気がする。25センチ以上のカイワリはお刺身で間違いない。本当は30センチ以上が欲しいのだが…尺超えにこだわると年に数匹しか釣れないので、混ざる可能性が高い25センチ以上で満足することにしている。5月下旬に釣れた25センチのカイワリは脂の乗り良く冬場の尺カイワリと遜色ないどころか上かもという抜群の旨さだった。
宇佐美の夏場の午後船は夕マヅメの恩恵を受けられないのでどうしても数を釣りにくい。お魚は食べたいので「博多ごまさば風漬けだれ」を買って、この時期よく混じる大アジを持ち帰っておかずにしようと考えた。アジは東京湾の物を食べてしまうと、伊豆で釣れる大きなアジは……とどうしても考えてしまう。味や香り、油を多く含むゴマダレで漬けにすれば美味しく食べられるかもと試してみたらこれが大正解。居酒屋で食べたことがあるごまさばやごまかんぱちより魚が新鮮な分美味しかったかも。アジ自体の脂が想像していたよりも乗っていたせい? これからも大アジが釣れたら1匹は持ち帰ることにする。
著者: へた釣り